Ado、YOASOBI、milet…注目を浴びる令和の嫌われアーティスト

YOASOBI ikura 

YOASOBI ikura 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

爆発的ヒット曲を生み出し、一世を風靡した令和を代表するシンガー・Ado。一時期は『うっせぇわ』を聴かない日がないほど、メディアで取り上げられていたが、その人気に陰りが出て来ているようだ。

今年3月、AdoはYouTubeに新曲『永遠のあくる日』のMVを投稿。人気楽曲『ギラギラ』と同じく、作詞作曲を音楽家・てにをはが手掛けたのだが、5月1日時点で再生数は420万回だった。

決して少なくない数字だが、「うっせぇわ」『ギラギラ』『踊』の3曲は1億回オーバー。また「踊」を境に再生数は落ち込んでいったものの、どれも1000万回ほどをキープしていた。

こういった面を踏まえると、「永遠のあくる日」だけ異常に再生数が少ない印象である。ここまで数字が落ちた原因はどこにあるのだろうか…。

「Adoの人気が落ちたという人が多いですが、単純に曲調がAdoの声に合っていないだけでしょう。『踊』以降の楽曲も初期の楽曲によく似たアップテンポな『阿修羅ちゃん』だけ再生数が頭一つ抜けており、4600万回再生を記録しています。その一方で『永遠のあくる日』のようなサビ以外が落ち着いた曲調の楽曲は、伸び悩んでいる印象。なので『永遠のあくる日』だけを聞いて、彼女をオワコン扱いするのは時期尚早でしょう」(芸能ライター)

彼女の他にも、人気を落としつつあると話題のアーティストが2組ほどいる。

トレパク疑惑の絵師と繋がりが…

2人組音楽ユニット『YOASOBI』の人気も飛ぶ鳥を落とす勢いだが、世の中には彼らの楽曲が全て同じに聴こえるという層も存在するようだ。

「YOASOBI」を一躍有名にしたのは、疑惑の絵師によるイメージビジュアルでお馴染みのデビュー曲『夜に駆ける』。ボーカル・ikuraの儚い声と、ピアノを基調にしたサウンドが特徴的な楽曲である。「夜に駆ける」が注目を集めると、「YOASOBI」は次々と新曲をリリース。『怪物』『群青』『三原色』など、いずれも大ヒットを記録した。

3月に開催された音楽アワード『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022』では、2021年を代表する最優秀アーティスト賞「ARTIST OF THE YEAR」を受賞。さらに併せて、最もポップシーンで活躍したアーティストに授与される「BEST POP ARTIST」も受賞した。今や「YOASOBI」は音楽業界の中でも、一目置かれるアーティストだと言えるだろう。

八面六臂の活躍に、ファンでなくとも1回は聴いたことがあるであろう「YOASOBI」の楽曲だが、SNSなどには《YOASOBIの曲、全部同じに聞こえる。曲名判別ができない…》などの指摘が。

さらにファンをガッカリさせているのが、トレス疑惑、性別詐称疑惑、未成年女性への自撮り要求疑惑などで、炎上が一向に鎮火しないイラストレーター・古塔つみ氏との関わりだ。この騒動に無言を貫く「YOASOBI」は、今も無言のエールを送っていると言われている。

最後は、シンガーソングライターのmilet。彼女は、今年2月放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、生歌を披露した。

miletといえば、2019年、音楽活動を始めてわずか1年でデビュー曲『inside you』を発売すると、11の音楽配信サイトで初登場1位を獲得。昨年8月には東京五輪の閉会式で『東京スカパラダイスオーケストラ』の演奏に乗せて『愛の賛歌』を歌い上げ、一気にブレークした。その後もドラマや映画の主題歌、CMソングなどに抜擢されている注目のアーティストだ。

『スッキリ』では透き通る低音美声を披露したmilet。しかし、パフォーマンスとは裏腹に、ネット上では

《うまいんだろうけど印象に残らない歌声だよね》
《東京オリンピックから急に出てきたよね。プロフィールを一切明かさない時点で怪しい》
《顔はかわいいんだけど歌はねぇ…。親が広告代理店の幹部らしいし、どうせコネなんでしょ?》
《この人なんでこんなにゴリ押しされてるの? やっぱり突然出てきた人は何か裏がありそうだね》

といった真偽不明なウワサも飛び交い、辛辣な意見が相次いでいる。

「音楽業界では〝宇多田ヒカルの再来〟とも言われているmiletですが、このようなフレーズが出る時点で、業界が売り込みに掛かっている可能性が高いです。デビュー前の情報が謎に包まれていますが、ネット上ではすでにW大学出身の27歳という情報が飛び交っています。最近はAdoのように顔出しをせず、プロフィールも一切明かさない売り方が流行していますが、miletの場合は東京五輪で一気に話題になったことから、ゴリ押し疑惑が浮上しているのではないでしょうか」(芸能ライター)

賛否はあるにせよ、Ado、『YOASOBI』、miletの曲は、数々のドラマやCM曲に起用され、人気になっていることは確か。アンチに負けず、これからも活躍してほしいものだ。

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