ヒロミが「アンタ終わってるよ」と大御所を一喝! 芸能人のブチギレエピソード

ヒロミ 

ヒロミ (C)まいじつ 

芸能人は好感度が大切。優しそうなイメージは好感度アップに繋がるが、それをかなぐり捨ててでも怒る場面もあるようだ。

タレントのヒロミは、3月27日に放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)で、過去に大御所俳優にブチギレした話を暴露された。

司会の山崎育三郎が「怖いイメージ。怖い。今日も怒られるんじゃないかと思って」とつぶやく中、ヒロミがスタジオに登場。過去の出演番組を振り返った後に、親交のある芸能人たちがVTR出演。このうち、風間俊介は1998~99年に放送されていた『8時だJ』(テレビ朝日系)の思い出を振り返った。

ヒロミを「芸能界でやっていくための学校の先生」と評した風間は、ヒロミを「兄貴分」と慕っているとした。その理由として、風間はエピソードを明かした。

「少し前の大らかな時代だったので…」と前置きした風間は、『8時だJ』に「すごくお酒を召されて番組にやってきた大御所な俳優さんがいらっしゃったんですね」と切り出す。

「傍若無人な振る舞いを続けてらっしゃって」とし、番組が成立しないのではないかと風間は感じたと言う。そこでヒロミは「あのさぁ、あんたより年下のこんなちっちゃいコイツらが頑張ってるんだよ。それ見て、アンタたち何にも思わないか? だったらアンタ終わってるよ」とその俳優を一喝したそうだ。風間は「カッコイイと思って。兄貴中の兄貴ですよ」とヒロミを称えた。

VTRを見たヒロミは「まだまだ僕も生意気な時で…」と弁明したが、視聴者はヒロミの振る舞いを絶賛。また、大御所は誰なのかと注目を集めていた。

サンド伊達にブチギレた芸人は…

また、エンターテイナーとしてブレークを果たしたユーチューバー芸人のフワちゃんがブチギレされたエピソードも記憶に新しい。

フワちゃんは、1月19日深夜放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演。番組では、彼女のブレークの軌跡を軽く紹介した。MCの『オードリー』若林正恭は、フワちゃんのコミュニケーション能力や、人の心を開けてしまう不思議な魅力を大絶賛。そして「力が通じなかった人いるの?」と問う。これにフワちゃんは「いるよ。小柳ルミ子」と即答した。

周りは「嘘つけ! (小柳は)明るい方だよ!」などと疑ったが、フワちゃんは小柳へのアプローチに大失敗したことを明かす。まだ自分の名前がそこまで浸透していなかった2020年までフワちゃんは、怖そうな共演者には収録前に楽屋へあいさつしに行き、〝自分のキャラ〟を知ってもらうようにしていたそう。

しかし2021年、フワちゃんは「流行語も取ってるし、みんな自分のこと知ってるっしょ」と甘い考えを抱き、小柳の楽屋へあいさつに行かずに本番へ。そしていきなり「ルミ子っウゥー!」といったノリを繰り出したところ、小柳が「あんた何その口の利き方は!」と激怒。その番組で〝天の声〟を担当していた『インパルス』板倉俊之もマイクをオフにして、一切フォローしてくれなかったそうだ。

小柳に怒られた経験を、〝自分の甘え〟と捉えているフワちゃん。その大人な考えが、テレビに呼ばれ続ける理由かもしれない。

1月13日放送の『THE突破ファイル』(日本テレビ系)では、『サンドウィッチマン』伊達みきおに、後輩芸人がブチギレた。

『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと、筧美和子がミニドラマに出演してクイズを出題。人間の行動を理解し近付いてくるものの、なかなか捕まえられないサルを捕まえた手段をクイズにした。

スタジオでは『宮下草薙』の草薙航基がボタンを押し、「地引き網漁師みたいなのを呼んできて『バーッ!』って、その辺に」と、地引き網をサル目がけて放ったのではと解答。だがこれは不正解だった。

見当違いの解答と見たのか、伊達は「髪の毛を切れ、お前は」と、草薙の毛量多めの髪型を揶揄。「はい?」と聞き返した草薙に、伊達は「髪の毛を切りなさい、ホントに…」と小さい声で繰り返した。

すると草薙は逆上。突然、大声で「俺の毛量、アンタに関係ねーだろ!」と一喝すると、伊達や相方の富澤たけしは大笑い。肩を震わせるそぶりを見せる草薙に、共演者からは「怒ってる…」「毛量は言ってない! 毛の長さを言ってるから…」との声が漏れた。

共演者に遠慮なく言い返す草薙の「キレ芸」はもはや定番化しつつあるが、まさか高い好感度を誇る伊達にまでキレるとは視聴者も思っていなかったようだ。

番組のノリや演出などもあるが、怒りの沸点を越えてしまうこともあるだろう。

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