小森純 （C）まいじつ
詐欺業者へのステマに加担していたことで、多くの芸能人が批判を浴びた〝ペニオク事件〟からちょうど10年。今も大手メディアに出続ける者、完全に表舞台を去った者と明暗分かれたが、後者の代表格といえばギャルモデル・小森純だろう。
小森は2009年からバラエティーに引っ張りだこだったものの、詐欺で逮捕された業者から40万円の紹介料を受け取り、アロマ加湿器を225円で落札したというステマ記事をブログに投稿。後に『サンデー・ジャポン』（TBS系）の生放送で号泣しながら謝罪したが、共演の西川史子女医からは「テレビに出る神経も理解できない」「罪を軽く考えている」「詐欺の片棒を担ぐようなことは心根の問題」「顔も見たくない」など、初球から3ストライクを取るほどの勢いで斬られてしまった。
この騒動で実質引退となった小森は、同時期に結婚していた夫の会社経営をサポート。そして2018年8月、ネイルサロン『ef nail』をオープンさせたことを自身のインスタグラムで報告した。
ネイルサロン展開＆YouTubeも好評？
同店舗は現在、横浜・石川町と代々木の2店舗。サロンのインスタグラムアカウントは1万以上のフォロワーを抱え、〝いいね！〟は少ないものの、それなりに軌道に乗っていることがうかがえる。もう1つ、彼女の順調さをうかがわせるのは、昨年元旦からスタートしたYouTubeチャンネルだ。
当初の小森は、100の質問や料理レシピ、メーク動画といったありがちな企画動画を連日投稿。かつての金髪ギャルとは一変、今風の黒髪で落ち着いた姿を見せ、会社経営者である夫も顔出しで登場させている。時には子どもも顔を伏せて登場させるなど、プライベートもうかがい知ることができるこのチャンネル。4月半ばには、次男の入学式を投稿。母として成長した姿は反響を呼び、17万回再生とチャンネル内では高い数字を記録した。
自業自得とは言え1億円の違約金を支払ったと告白した地獄から一転、ネイルサロン経営者・ユーチューバーとして更生した様子の小森。子どもや夫にも恵まれ、ひっそりながら幸せな日々を送っているようだ。