世はまさに大ポリコレ時代。容姿イジリはもちろん、あらゆる外見の揶揄は「ルッキズム」として不適切とされている。そんな息苦しい時代の中、容姿に恵まれているにもかかわらず、それを武器にしない〝芸人〟という道を選んだルッキズムに抗う女性たちが存在している。
昨今、オタクや陰キャを中心に熱烈な支持を得ているのは、男女お笑いコンビ『蛙亭』のイワクラ。ボソボソとしたいかにも陰鬱な喋り方や、朴訥な雰囲気が「親近感が湧く」として人気を博している。これと正反対のキャラと派手さで熱視線を浴びているのが、『エルフ』の荒川とゆーびーむ☆だ。
荒川は金髪がトレードマークのギャル芸人で、明るい芸風からやりらふぃー系としても有名。その見た目から女性ファンも多いが、愛嬌の良さがオジサマたちにも人気だ。ゆーびーむ☆は彼女と同じくギャル芸人で、かつてはグラビアアイドルとしてDVDをリリースするほど〝お墨付き〟なルックスの持ち主。
4月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、ひな壇でパンチラを連発。トレンド入りするほど大反響を呼び、本人も《トレンドしてるーと思ったらパンチラかい》《パンチラにこんな力があったとわ…DMすごい嬉しい》と大量のDMに嬉しい悲鳴を上げていた。
かわいい系・美人系・フェロモン系…人材豊富
ここまでに挙げたのは、陰陽対極的とはいえ、皆ルックスで「かわいい」と評判の3名。しかし、お笑い界には、言語化できない〝フェロモン〟で人気を博す者もいる。
その筆頭は『3時のヒロイン』福田麻貴だろう。福田はメンバーから「絶妙に失敗した福笑い」と言われるブサカワ系のルックスだが、その雰囲気には定評があり、ネット上では
《女性としての需要は凄そう》
《かわいいっていうか 男が好きな要素が揃っている》
《福田は全然イケる》
《骨盤がなんかエロい》
など、垂涎の的。自身もその魅力を認識しているのか、過去には《昨日はたくさんの人が私の水着でエロいことを考えたと思いますが》とツイートしたことがある。
昨日はたくさんの人が私の水着でエロいことを考えたと思いますが、今日も載せますので投票お願いします😇https://t.co/1TGwtffOfD
— 3時のヒロイン 福田麻貴 (@fukudamaki) June 5, 2018
そんな芸人たちも一撃で吹き飛ばしてしまう〝ガチ美人〟なのが、『スパイク』の小川暖奈だ。そのルックスは、「吉本べっぴんランキング」でV2を果たしたほどで、SNSに上げる姿はもはやモデル。2020年の『女芸人No.1決定戦 THE W』決勝をコロナ感染で欠場、昨年は無事に進出したが優勝は叶わなかった悲劇のヒロインでもあり、応援したくなる要素が満載だ。
押し寄せるルッキズムの波に負けず、今後ますます彼女たちが活躍してくれることに期待しよう。