『未来への10カウント』対決シーンに失笑「ウケる」「トンチキ展開…」

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優の木村拓哉が主演を務めるドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)第3話が4月29日に放送。予想外の展開に対して「何このトンチキ展開…」などの冷めた声が続出している。

木村が演じる桐沢祥吾は、高校時代に四冠を取るも現在はアルバイトで食いつなぐ元ボクサー。恩師の引退により母校のボクシング部のコーチを押し付けられたことをきっかけに、自らも再生していく…というストーリーだ。

第3話では、ボクシング部に所属する女子部員・水野(山田杏奈)が、DVする父親・今宮(袴田吉彦)と対決する展開。水野は、離婚してもなお復縁を迫る今宮から母親を守るため、〝勝てるパンチ〟を習得しようと躍起になる。桐沢は、その行為自体は批判しつつも、彼女の意思を汲み、親友・甲斐(安田顕)が運営するボクシングジムで練習を続けることを許可する。

その後、再び今宮が現れると、桐沢はとっ捕まえてボクシング場へ連行。今宮に対し〝不幸自慢対決〟をしようと提案し、水野に向かって「水野、お前が話を聞いて、大した不幸じゃねえなと思ったほうを1発殴れ」と指示をする。

提案にのった今宮が、就職氷河期で就職活動に苦労したことや、会社でうまくやれていないことを吐露すると、桐沢はケガでボクシング生命が絶たれたことや愛する妻を病で亡くしていることを告白。話をきいた水野は今宮にパンチを繰り出し、反省した今宮は金輪際関わらないことを約束するのだった。

「え…何このトンチキ展開…」

「妻が結婚後すぐに乳がんを患って亡くなったことや、妻とよく通っていた焼き鳥屋を継ぐも新型コロナの影響で閉店したことなど、これまで明かされなかった桐沢の過去が判明しました。視聴者からは『奥さん結婚して半年で亡くなるなんて…悲しすぎる』『一緒にいられた時間短すぎるじゃろがい』など、ショックを受ける声が多くあがっています」(芸能ライター)

しかしながら、こうした反響以上に〝どちらがより不幸かジャッジ&パンチさせる〟というシュールな対決にツッコミの声が殺到。ネット上では

《不幸自慢ウケる 何この茶番》
《え…何このトンチキ展開…》
《袴田VSキムタクの不幸ジャッジ笑っちゃいけないシーンなんだろうけど笑ってしまう》
《不幸は、他人と比べて大きいとか小さいとか、他人がジャッジすることじゃないよ》

など、冷めた目線を向ける視聴者も少なくないようだ。

木村の熱演がなければ、ここまで見ごたえあるシーンにならなかったかもしれない…。

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