主婦にブチギレ、昭和の名曲ディス…藤田ニコル“プチ炎上”した失言集

藤田ニコル 

藤田ニコル (C)まいじつ 

タレントでモデルの藤田ニコルが、5月5日放送の『これが定番! 世代別ベストソング』(フジテレビ系)に出演。1979年に大ヒットした、さだまさしの代表曲『関白宣言』について言及する一幕があり、物議を醸している。

藤田はウエディングソングの定番曲の1つとして「関白宣言」が流れると「飯はうまく作れ」「黙って俺についてこい」のフレーズに「やだ~。やだ~」と拒否反応。一方で、2015年のヒット曲、西野カナの『トリセツ』には肯定の態度を見せた。

これに対し、ネット上では〝関白宣言VSトリセツ〟の戦いが勃発。藤田と同世代のネット民からも賛否の声が寄せられた。

「一言で言えば、関白宣言は昭和の男の強がり、トリセツは平成の女の放漫といった感じでしょうかね。関白宣言は一見、上から目線のように感じますが、最後まで聴けば『あなたを愛している』ということが分かると思います。一方、トリセツは女性がなんだかんだ言い訳をして、最後まで『私を愛して』という歌詞なので、男性からしてみれば共感しにくいんじゃないでしょうか」(エンタメ誌ライター)

彼女の発言が非難の的となったシーンは他にもある。

高飛車な態度に拒否反応を示す人も…

3月19日放送の『藤田ニコルのあしたはにちようび』(TBSラジオ)に出演した際には、詐欺スレスレの被害談を明かし、話題となっていた。

高級車を購入した藤田は、自慢の愛車をキレイに保つべく、月に1回は洗車を行なっていると明かす。業者には車種や顔で芸能人であることがバレていると前置きすると、洗車終了までの1時間半程をカフェで潰していた時のことを語っていく。

その時に、30~40分程しか経っていない中で業者から電話が鳴り、「オイル交換とかコーティングとかそういうの必要ですか?」と尋ねられたことを回顧。藤田はこれに「最初に言ってくれればいいじゃんっていう。電話で色々オプションを〝付けにきてる〟感じがすごい…。悶々とする感じの電話が掛かってきて」と、不信感を抱いたそうだ。

だが、「うちも車初心者だから、どうしたらいいか分からないし、『車が良くなるんであれば、どうぞ』って言っちゃったんです」と、藤田はこのオプションを依頼したそう。すると、全てが終わった時、洗車代として請求された金額は、なんと4万円にものぼったという。

この金額に対し、藤田は「『待って』って思って」と当時の心境を露わに。「洗車しに行ってオイル交換はした。でもそんな4万円って? こんなにする?って思って」と続けると、「色々やったから、これが妥当な金額だと思うんですけど。明らかに自分が芸能人だと分かってて、お金持ってるって分かってるかは分かんないけど、『オプション付けにきたな~』っていう感じがして」と不信感を募らせた。

このエピソードに対し、ネット上には《まともな業者じゃないってのはわかる》など、悪徳業者ではないかとの同情が寄せられる。しかし一方で、《値段も確認せずハイと言えるのが芸能人様やなぁ…》など、藤田の自業自得だとする辛辣な意見も見られることとなった。

また、同番組の3月26日放送回での発言も賛否を巻き起こしていた。

この日は、悩みをテーマにトークを繰り広げ、そこで自身のファッション企画について打ち明けていく。彼女はかねてから『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の〝ファッション企画〟でのセンスが酷評されているが、企画の放送終了後、SNSのエゴサーチでそれを目の当たりに。「ちょっと自信なくしちゃう」などと本音をこぼした。

また、企画についての感想で、ゲストが変身する前の方が良かったなどの声を受け、藤田は「テレビだから華やかにしなきゃいけないわけ」「世の中歩いてる人同じような格好してるじゃん。そういう格好でアフター出したとしても、それって面白いの?」と持論を展開。さらに批判をしているのが主婦層であると決め付け、「主婦の気持ちも分かるんだ」と前置きしながらも、「(ストレスを)うちにぶつけるのやめろ!」と激怒するのだった。

酷評に対する怒りをぶちまけた藤田だったが、彼女の怒りは人々の逆鱗に触れることに。特に主婦への偏見が火種となり、ネット上は、

《主婦はストレス溜まってるから叩いてるってめっちゃ偏見だし、主婦が主な視聴者層だと思うなら、そこに合わせて行くタレントの方が賢いんじゃない?》
《主婦をバカにしてるみたいで変なコメントだと思うよ》
《ダサいって感想も言っちゃいけないの? なんでも自分の思う通りにいかないと気が済まないの? 調子に乗ってんじゃねーよ》

などといった批判が続出し、炎上を招いていた。

「藤田の言い分も一理あります。毎回、企画が行われるたびに《ダサい》《センスない》など言われたい放題で、彼女もストレスが溜まっていたことでしょう。しかしコーデがボロカスに批判されるのは、ドン小西や植松晃士も同じ。それだけ注目を集めているということでしょう」(芸能ライター)

あっけらかんとした性格で注目を集めている藤田。これからもめげずに、さまざまな企画に挑戦して欲しいものだ。

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