ハリウッドデビューを目指し、渡米したお笑いコンビ『ピース』の綾部祐二が、自身のインスタグラムに投稿した写真が話題を呼んでいる。
「投稿されたのは、元『ビートルズ』のリンゴ・スターと綾部が一緒に写った写真です。投稿直後からコメント欄には《えー!えー!本人さん?》、《すげー!リンゴスター!》など驚きの声が多数、寄せられました」(芸能記者)
綾部は22日にも歌手のブリトニー・スピアーズとの写真を披露しており、ファンからは相次ぐ大物とのコラボに、綾部のアメリカでの活躍を期待する声が広がっていた。
しかし、どうやらこれには裏があったようだ。
「実はこのような写真はお金を払えば誰でも撮ることができるのです。写真のバックをよく見ると『planethollywoodresort.com』という文字が見えますが、これはラスベガスにあるカジノホテルです。大物歌手や俳優との記念写真がパッケージされたチケットが最初から販売されているんです。日本で言えばアイドルの握手会や撮影会のようなものでしょうか。最初からそのように説明していればよかったのに、いかにも自分はハリウッドにツテがあるかのように装った投稿に、事情を知った人たちからは『そこまで自分を大物に見せたいのか』、『ただの観光じゃないか。なにしにアメリカに行ったんだ』など、ひんしゅくを買っています」(同・記者)
このように有名人と写真を撮ったり、特別に楽屋などに入れるサービスを『ミート&グリート』という。ファンサービスの一環として、コンサートの際に抽選で何人かを招待する場合もあれば、最初から“ミーグリ付きのチケット”として高額で販売する場合もある。綾部の場合は、金を払って写真を撮っているのが明らかで、自分を大きく見せたいという思惑が、逆に自分の小ささが露呈してしまうという皮肉な結果になったわけだ。
綾部はラスベガスのシザーズ・パレスで、統合型リゾートを紹介するビデオ撮影をしており、今回の写真はその合間に撮られたものとみられる。そもそも、この紹介ビデオ撮影の仕事も事務所のあっせんによるもので、これでは日本にいるときとやっていることはまったく変わっていない。
本人はこの初仕事を『幸先がいい』と満足しているというが、どこまでも観光気分な綾部に対する風当たりは今後、さらに強くなるかもしれない。
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