中卒に偏見?『ニューヨーク』のコントに「ダメなやつ」「言葉選びが怖い」

嶋佐和也 

嶋佐和也 (C)まいじつ 

5月8日放送の『エンタの神様』ゴールデンウィーク2時間スペシャル(日本テレビ系)で、過去に『ニューヨーク』が披露したコントが再放送された。若者を犯罪者と疑うやりとりを見て、視聴者は「偏見」「アカンのちゃう」とハラハラしている。

「なぜ高級車に乗れるんだ!?」と題したコントで、嶋佐和也は高級車を乗り回す男性役、屋敷裕政は警察官役を演じた。

屋敷は嶋佐の運転を止め、スピード違反だと指摘した。「いい車乗ってるねえ! この車、めちゃくちゃ高いヤツでしょこれ? かっこいいねえお兄さん」と話しかけた屋敷は、嶋佐の免許証を確認。高級車に乗っているにもかかわらず20歳だと知ると、「ハタチでこんな高級車乗ってるの? これは自分の車?」と疑い始めた。

中卒のお金持ちに「詐欺やってんだろ!」

大学生ではなく中卒、実家は裕福ではなく貧乏だとやりとりした後、屋敷は「お兄ちゃんの話まとめると、ハタチで学歴もないし親もお金持ちでもないのに、こんな高級車乗ってるってこと?」と質問。嶋佐が「おう」と返すと、屋敷は「おめえ、オレオレ詐欺やってんだろ!」と一喝した。

その後、車から降ろして問い詰めたが、仕事を聞かれた嶋佐は音楽プロデューサーとしてLiSA、『DISH//』の曲を手掛けていると告白した。

屋敷は「こいつ、一部の選ばれたすげー人間だったのかよ、チクショー!」と絶叫。嶋佐がクラブでDJとして活動していたところ音楽関係者から見いだされて稼ぐようになったと明かすと、「努力の量で言ったらオレオレ詐欺やってるやつ以下だからな!」とやゆした。

反則金を振り込むよう指示したものの「これで許してくれよな」と嶋佐が屋敷に腕時計を渡すと、屋敷の態度は一変。「お前、ふっざ…いい曲作ってくださいね」ともみ消した。

一部視聴者は、中卒でお金を持っている人物が犯罪者だと疑う展開を見て、違和感を覚えたようだ。

《ニューヨークのネタ…アカンのちゃう》
《エンタ見てるけどニューヨークのネタかなり炎上しそう》
《エンタの神様のニューヨークは個人的には偏見がワンパターンで引っ張っていたのが不快感の原因な気がする》
《ニューヨークのコントほんと怖い 言葉選びが怖い》
《別に実家貧乏で中卒でもお金稼いでる人いるでしょ…オレオレ詐欺て…》
《ニューヨークのネタ、今の時代にやったらダメなやつじゃん。ド偏見すぎる》

学歴コンプレックスを刺激してしまったようだ。

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