Cocomiのフルートの実力は?『題名のない音楽会』出演に「親の七光り」

Cocomi 

Cocomi 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

5月7日放送の『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)に、木村拓哉と工藤静香の長女であるモデルでフルート奏者のCocomiが出演。その演奏がネット上で大きな話題になっているようだ。

この日の番組では、「歌うように奏でる楽器」と称されているフルートの魅力を紹介。Cocomiはフルート奏者として出演し、華麗な音色を奏でていった。

彼女は4月29日にクラシック界の名門レーベル『DECCA GOLD』からデビューアルバム『de l’amour』を発売したばかり。現在、日本で最も注目されているフルート奏者と言えるだろう。

Cocomiが演奏したのは、『アヴェ・マリア』『愛の小径』『エストレリータ』『ヴォカリーズ』の4曲。演奏の合間に差し込まれたトークコーナーでは、「歌うように自分の息を流れさせられる楽器」とフルートについてコメントしていた。

Cocomiのフルートはイマイチ?

素人の耳からするとプロと遜色ない演奏だったものの、ネット上では、

《フルートが主役の会にしては存在感が薄々だった。残念です》
《Cocomiのフルートは普通でした。いきなり一流演奏家と共演は普通ではありえない。いろいろ名前があると有利よね》
《合間の、彼女へのコメントが皆さんなんかものすごい持ち上げてて、気持ち悪い…。普通でよかったのでは?》
《題名のない音楽会、フルートのcocomiが演奏するって事で興味深かったんだけど、何だろう…。聴いていてあまり魅力的な演奏ではなかった》
《どこまで親の七光りでゴリ押しするのだろう。ソロやるほどのフルートじゃないぞ》

などの批判が殺到。普段は一流のプロが出演しているだけに、耳の肥えた視聴者も多かったのだろう。

「タレントであれば素晴らしい腕前ですが、『題名のない音楽会』は音楽コンクールを総なめにするような一流のプロが出演する番組。Cocomiのような何の実績もない奏者が出演するのは極めて稀です。そのため、番組を見続けている視聴者から反感を買ってしまったのでしょう」(音楽誌ライター)

とはいえ、この日のテーマはフルートの魅力を伝えるというもの。上手い下手は置いといて、Cocomiはかなりネームバリューのあるインフルエンサー。多くの人にフルートの魅力を伝えたいということであれば、一流のフルート奏者よりも彼女が適任だと思うのだが…。〝親の七光り〟という評価が邪魔をして、視聴者には彼女の奏でる音色は届かなかったようだ。

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