『元彼の遺言状』第5話の“不愉快”演出に「ぐるぐる目が回る」と苦情殺到…

綾瀬はるか 

綾瀬はるか 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

5月9日、俳優・綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第5話が放送された。視聴率の下落に比例して、ネット上の批判も目立ってきている。

主人公の剣持麗子(綾瀬)は、クライアントの利益のためには手段を選ばない敏腕弁護士。

ある日、元彼・森川栄治(生田斗真)の死亡がメールで知らされる。

メールの差出人は篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物だった。栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していたそうだ。元彼が死んだ事実より、巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、篠田を〝殺人犯〟に仕立て上げ、共謀して遺産を山分けする計画を立てる…。

初回の世帯平均視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と好調だったが、回を重ねるごとに数字は落ちていき、5月2日放送の第4話で9.0%と二桁割れ、そして第5話では8.6%とさらに下がってしまった。

斬新演出も「余計なことしないで」

「ゴールデンウイーク真っ只中の第4話二桁割れは、しょうがない部分もありましたが、明けの第5話でも数字がさらに下がったところを見ると、単純に『つまらない』と視聴者からそっぽを向かれているのでしょう。詰め込みすぎな上に抑揚のない展開、斬新風なだけでただ見辛いだけの演出などが数字低下の要因かと。第5話なんて、円卓に座る4人をカメラがワンカットでぐるぐる回りながら長時間撮る演出がありましたが、目が回って不愉快でした。綾瀬&大泉のタッグで月9、しかもミステリーものでここまで数字が低いのはスタッフの大失態のせいでしょう」(芸能記者)

実際、第5話にネット上では

《カメラワークが最悪すぎる! ぐるぐる目が回る。これがお洒落とでも思ってるのだろうか》
《ぐるぐるアングル長すぎてホントに気持ち悪くなった~》
《いちいち残念な演出、気持ち悪いカメラワーク、ノロノロ展開、驚きもしない犯人! マジでどうにかならないもんかね! せっかく豪華キャストなのに勿体なさすぎ》
《この番組凝りすぎてて内容頭に入らない》
《このドラマ毎回気持ち悪くなるカメラワークが入る。演出の人の癖か?》
《このドラマ演出が好きじゃない》
《あんな奇をてらった演出しないで、普通にわかりやすく見せてくれればいいのに》
《今日のぐるんぐるんするのとやたらズームアウトするのとか余計なことしないでほしい》

といった酷評が殺到している。

第1話で、画面手前のキャラと奥のキャラが、同時に同じ音量で別々の会話をするというゴチャゴチャ演出も話題になった同作。スタッフは自分の色を出し、この作品で売れようとしているのだろうか。

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