ミスチルのライブ物販が無法地帯!「お粗末すぎて苦笑」ファンから苦言殺到

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元国民的ロックバンド『Mr.Children』の30周年を記念した全国ツアー『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』が開催されている。しかし、物販が転売ヤーの餌食になっているようだ。

同ツアーは4月23日に福岡からスタートし、以降、愛知、東京、大阪、神奈川で開催。開場と物販の開始時間が分かれており、ライブの前にグッズを購入することができる。

5月10日に東京ドームで開催されたライブでは、11時からオフィシャルグッズの販売を開始。会場に足を運んだ人によると、9時の時点で400人から500人ほどが並んでいたという。

多くの人が並んでいるにもかかわらず、転売対策のための購入個数制限はなし。さらにレジ担当は1商品ずつ在庫を確認するというシステムで、会計までにかなり時間を要したそうだ。

グタグタな物販…転売ヤーには絶好の狩り場

購入制限が設けられていなかったため、東京会場では転売ヤーの目撃情報も。その人物は限定グッズの「メモリアルチケットキーホルダー」500円(税込)を150個ほど購入し、あろうことかスタッフに「袋はないんですか」と尋ねていたらしい。

結果、ライブの開演前に「メモリアルチケットキーホルダー」は売り切れ。転売かどうかは不明だが、Tシャツなど多数のグッズが売り切れていた。

転売ヤーの存在はもちろん、物販の段取りの悪さに不満を抱いたファンも多く、ネット上では、

《チケットもグダグダ、グッズの通信販売もパンク、現地物販もめちゃめちゃ…お粗末すぎて苦笑》
《物販のスタッフ対応悪すぎでは。時間かかるのは仕方ないにしても、まだ在庫ある商品を「売り切れ」って言われて買えないところだった》
《個数規制してよぉ~。ファンが買えないのが意味ないじゃん》
《ミスチルライブの物販システムが酷すぎて疲れた。9時前から並んで購入出来たのは12時30分ごろ。「購入数制限がなく転売屋も多く混在」「レジ担当は一商品ずつ在庫確認というシステムの為、会計までに時間がかかる」誰も得しないシステムだよこれ》
《キーホルダー150個はなぁ…。明らかに転売用だね。このご時世、購入数の制限は必要だよ。皆それぞれ会場来れる時間も違うんだし買えなかった人がかわいそうでしょ》
《当日物販無しで全部予約とか受注生産にして欲しいよな~そうすればこんな並ぶこともないし転売もできないのに…》
《事前にグッズ事前予約の問い合わせ先に転売の状況を報告したのにな…何も対策もされてないのかぁ。悲しすぎる…》

など苦言が殺到。転売騒動としては珍しく、運営の対応を問題視する声も見受けられた。

せっかくの30周年記念だが、後味の悪いツアーになってしまうかもしれない。

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