視聴者ズッコケ! 朝ドラ『ちむどんどん』“ご都合展開”に「現実味がない」

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NHK朝の連続ドラマ小説『ちむどんどん』の第24話が5月12日に放送され、家を出て行った賢秀(竜星涼)がプロボクサーデビューを果たしたことが明らかに。ネット上では、この衝撃の転身が物議を醸している。

「ちむどんどん」は、今年で本土復帰50周年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけたヒロインと、支え合う兄妹たちの50年の歩みを見つめる家族の物語。

沖縄・やんばる地域で幼少期を過ごしたヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)は、復帰とともに東京で働き始める。

暢子は、西洋料理のシェフを目指し、遠く離れても家族の絆に励まされながら、修業を重ねていく。その過程で、故郷の食に自分らしい生き方を見いだし、東京で沖縄料理の店を開くために奮闘するようになる。

この日の放送では、東京でプロボクサーになった兄・賢秀がデビュー戦を飾り、賞金の60万円を比嘉家に送金。これにより暢子の上京のためにこしらえた比嘉家の借金が返せるようになった。

現実味のない賞金設定にツッコミ殺到!

まさかの一発逆転展開に、視聴者は

《賢秀のまさかの逆転劇すごい!》
《えーーーー、ニーニーがプロボクサー!? しかも勝っちゃった!》
《おめでとうございます! 本日、比嘉家の借金がチャラになりました。具志堅用高さんも出演していましたね》
《まさかのボクサー! 衝撃のKOデビューで沖縄の星になるなんてすごい》

など盛り上がりを見せている。一方、新人ボクサーの初勝利のファイトマネーが〝60万円〟とかなり高額だったことで、ネット上では

《プロボクサーのデビュー戦でそんなにファイトマネー貰えるわけないw そもそも家出てからすぐにプロデビューなんて現実味がないよね》
《史上初のコント朝ドラか? 地下ボクシングとか非合法の賭け試合で稼いだとしか思えない》
《ニーニーが上京していきなりプロボクサーになり、デビューしてファイトマネーがっぼり。幼稚園レベルの展開》
《あまりにもご都合主義で吹いた。いきなり宝くじが当たるレベルだろ。脚本雑すぎだな》

など、ツッコミが殺到している。

「プロボクサーはファイトマネーが唯一の収入源ですが、世界チャンピオンレベルの選手を除けば、ほとんどの選手がアルバイトなどで生活をしているのが現状です。ファイトマネーは1試合当たり、C級ライセンスで6万円、B級ライセンスで10万円、A級ライセンスで15万円以上となっており、そこから所属ジムがマネジメント料を33%差し引いた残りの金額が手取りです。ドラマでは借金を返済するために、10倍も賞金を盛ってしまったようで、事情を知っているファンにしてみれば、ビックリしたんじゃないでしょうか」(スポーツライター)

ドラマの進行上、高額の賞金設定にしたのだろうが、やり過ぎるとファンもどっちらけだろう。

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