厚切りジェイソン“SNS投稿全削除”の真相は? 米国株下落に飛び交う憶測

(C)Kues / Shutterstock

アメリカ出身のお笑いタレントで、IT企業役員の厚切りジェイソンがツイッターの投稿を全削除し、不穏な空気が流れている。

ジェイソンは昨年11月に発売した自著『ジェイソン流お金の増やし方』が大ヒット。最近は15年の投資経験を元に米国株投資を勧めており、自身も「インデックスファンドは株式市場を網羅する商品。全財産、バーンっとぶち込んでいます。オススメです。これから成長する会社も入っている。何も考えずにできるのが魅力的。至ってシンプル」などとコメントしていた。

一方で、米国株は今年に入り下落が続いており、昨年末から4月末までにNYダウは9%、ナスダックは21%のマイナス。その原因は、ロシアによるウクライナ侵攻や、米国の利上げ懸念など、さまざまな理由が上げられている。

ジェイソンのツイッター削除にさまざまな声

厚切りジェイソンがツイートを全削除したことに対し、ネット上では

《厚切りジェイソンさんのツイートがすべて消されてる。落ち込んでないといいけど…》
《米国株が下がってツイ全消しの逃げ切りジェイソン。信じて本を買った人、悲惨だなぁ》
《厚切りジェイソンさんTwitter全消しか。株の暴落で批判のメッセージが殺到したのかもしれないね》
《ここ最近は自信満々に米国株を勧めていたからヒヤヒヤしてるのかな。あくまでも投資は自己責任なのにね》

など、さまざまな声が寄せられている。

「ジェイソンは、マネー雑誌のインタビューで、『相場が下がったからといって、投資スタイルは変えていないよ。毎月淡々と、インデックスファンドの積立を続けただけ。約15年にわたって積み立てた資産を、焦って現金化することはありません』と語っており、今回の株安にあたふたしているとは思えません。また、『インデックスファンドは死んでも売らない』と、長期にわたり積み立て投資を続けることが成功の秘訣と唱えています。もし文句を言っている人がいるとしたら、そもそも〝ジェイソン流〟をよく理解していないんだと思いますね」(金融ジャーナリスト)

ネットの声を受け、ジェイソンは5月13日、《笑。話題にしてくれてありがとう。米国株が長期で見たら大した暴落でもないよ。それは関係ない。SNSが嫌になっただけ》とツイッターを更新している。

本人もここらで小休止が必要なようだ。

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