楽天モバイル解約祭り!? 月額0円プラン廃止に「メリット0」「完全な改悪」

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楽天モバイルが新料金プラン『Rakuten UN-LIMIT VII』を発表。月額0円プランがなくなり、980円~2980円の変動制となることが分かり、ユーザーから悲鳴が上がっている。

新しいプランは、従来の料金プランを改定した新バージョン。これまでは1Gまで0円で運用できたが、今後は最低980円かかることになる。

7月1日に改定され、既存ユーザーも自動的に移行される。一方で、プランの提供開始記念として、楽天市場でのポイント付与率が増量。会員ステータスや楽天カードの利用で、最大6倍になるという。

しかし、突然のプラン改定とあって、ネット上では

《既存プランも自動移行というのは、ワンプランという売り文句を悪用してるみたいな感じ。なんかダマシ討ちにあった気分だな》
《完全な改悪。0円なら持っててもいいけど、毎月980円かかるならいらない人多いだろうな》
《ついに0円運用廃止か。今までありがとう。解約します》
《お客さんを呼び込む最初のキャンペーン期間が終わったという感じ。他の楽天サービスが激しく改悪された原因でもあるので、携帯電話事業がどれだけ収支改善されるか注目だな》
《関東でも屋内や郊外では繋がらないことが多い楽天モバイル。980円スタートにしたら楽天にしてるメリット0じゃん》

など、悲鳴が上がっている。

楽天モバイルの次なる候補は…

「楽天モバイルは1Gまで0円で運用できるため、サブ機として利用している人や、主に自宅Wi-Fiを使っている人に人気がありました。一方で、都心の屋内にいても電波が繋がらないことも多く、不満の声が上がっていたのも事実です。いくら楽天ポイントが2倍になっても、人によってはメリットが少なく、解約者が続出しそうですね。今後、低料金で維持するには、基本料金0円のPovo2.0か、OCNの550円プランが人気になるんじゃないでしょうか」(携帯ジャーナリスト)

楽天モバイル代表取締役会長の三木谷浩史氏は〝0円廃止〟の理由について、「既存のユーザーさんには当面このまま使っていただくというのが我々の案だったが、『既存のユーザーをキープしたまま新プランを出す』というのが電気通信事業法上でダメだということが分かった。そこで、どうしようかと考えて、他のベネフィット(ポイントアップや一定期間無料など)をたくさん付けようということになった」とコメントしている。

データ利用量が少ない人でも、楽天市場で買い物をしている人も多いと思われる。解約か継続か、ユーザーは頭を悩ませていることだろう。

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