『サンモニ』で原稿棒読み…Z世代の社会運動家に「素人にもできる」

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5月15日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)に、Z世代の〝新しい活動家〟が登場。あらかじめ用意した原稿を棒読みし、視聴者をザワつかせている。

この日、番組に初登場したのは、社会運動家でモデルの田中れいか。幼少期に東京都世田谷区の児童養護施設に入所し、高校卒業まで生活。大学時代は〝施設出身モデル〟としての活動を開始し、現在は『一般社団法人ゆめさぽ』の代表理事を務め、社会的養護の理解を深めるための啓発、支援活動を行なっているという。

屋外での〝脱マスク〟についてコメントを求められた田中は「私の周りの友達、若い世代はマスクをつけることが日常になっていて、マスクをしないといけないということをあまり考えずに、周りがしているからマスクをしているという人が多いように感じています」とコメント。

続けて、「また、子どもの発達に悪影響をおよぼしているということを耳にしています」などと、あらかじめ用意してきた原稿を読みながらコメントした。

『サンモニ』の評価が上がることはなく…

しかし、田中の主張をそっちのけに、放送中の立ち振る舞いが目についた視聴者もいるようで、ネット上では

《新人・田中れいか、原稿をガッツリ棒読み。しかも内容が薄くて苦笑いするしかない》
《田中れいか氏「若い世代は、韓国ドラマ、K-POP、食事に親しみをおぼえている」そんな話は聞いたことがないぞ》
《単なる韓国ゴリ押しの為に出演したのかな? そしてあからさまに原稿見すぎでしょ…》
《もしかして新手のコメンテーター芸?》
《いくらコメンテーターの高齢化が問題といっても、もう少しアドリブの利く人はいなかったの? 棒読みなら、素人にもできるよ》

などといったツッコミが寄せられている。

「司会の関口宏をはじめ出演者の〝高齢化〟が進むサンモニですが、若い世代を取り込もうとしているのか、Z世代の代表として田中を招聘しました。しかし、コメントする度にあらかじめ用意してきた原稿に目を落とすなど、最後まで自分本来の言葉で語ることはありませんでした。番組がどのような理由で田中を起用したのかは分かりませんが、〝施設出身〟〝元ミス・ユニバース〟などというキャッチーな肩書が影響していることもありそうです」(テレビ誌ライター)

田中にしてみれば、初めて出演する番組で失敗したくないという思いから、あらかじめ原稿を用意したのだろう。もし、また出演する機会があるならば、次こそは自分の口で語ってもらいたいものだ。

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