B’z『LOVE PHANTOM』を侮辱? 若者のイントロ飛ばし特集が炎上

(C)Eugenio Marongiu / Shutterstock

5月15日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)は、〝ギターソロやイントロを飛ばして音楽を聴く若者〟について特集。ある一幕が、大人気ロックユニット『B’z』のファンの逆鱗に触れたようで、番組に批判の声が寄せられている。

特集コーナーでは、イントロを飛ばすという何人かの若者にインタビュー。それぞれ「一番盛り上がるところまでスキップして聴く」「10秒飛ばしとかして歌のところだけ聴く」などと、音楽の視聴スタイルを明かしていく。

そこで番組は、普段イントロを飛ばす人に「B’z」の『LOVE PHANTOM』を聴かせる調査を実施することに。調査の前にイントロ部分を流すと、スタジオからまるで「飛ばしていいか」と言われるのを待ち望んでいるかのような笑い声がこだまするのだった。

「LOVE PHANTOM」に「飛ばしちゃっていいですか?」

案の定「LOVE PHANTOM」を聴いた若者は、「飛ばしちゃっていいですか」と一言。他の若者も口を揃えて、「飛ばしていいか?」と尋ねるのだった。この調査に、ネット上には、

《番組側が最低。スッキリじゃなくて朝からモヤモヤしたわ》
《イントロのやつさ、B’zファンからしたら不快でしかない話なのになんでテレビでこんなことやってんの?》
《LOVE PHANTOMはあの前奏のギターソロあってだし、前奏飛ばしたくなる若者も悪くない。ただスッキリの制作スタッフはB’zに対するリスペクトがなさすぎるんじゃないかな…》
《実際に飛ばした若者に罪はない。嫌らしい構図を考えた制作側が不快やねん》
《B’z好きでもない若者にわざわざ『LOVE PHANTOM』聴かせて「イントロ長い」「イントロ飛ばしていいですか?」って言われてんの(言わせてんの)不快》

など、番組への苦情が殺到していた。

怒りの原因は「イントロを飛ばす若者」という画を用意するために、番組が「B’z」を利用したということだろう。悪意はなかったのかもしれないが、「B’z」のファンから反感を買うのも当然かもしれない…。

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