AKB48のサインが高すぎる? 転売価格に驚き「もっと安いかと…」

AKB48 

AKB48 (C)まいじつ 

日本海側の姉妹グループで起こった暴行事件を機に、今やすっかりオワコンアイドルとなってしまった『AKB48』。だが、多くのミーハー層が離れたことで、濃度の高いファンが残っているようだ。

もはや全く話題になっていないが、5月18日、グループは最新曲『元カレです』をひっそりとリリースした。

売上枚数をかさ増しするための必殺技・握手会は、コロナ禍で封じられたため、オンラインでのお話し会という形に。しかし、これだけでは売上増加に心許ないのか、大手CDチェーン『タワーレコード』とのコラボによる特典も用意されている。

「タワレコは大都市店舗の購入特典として、メンバーの直筆サイン入りポストカードを配布。しかし、渡されるのは全20種類からランダムのため、お目当てのメンバーをゲットすべく、オークションやフリマサイトを使ったやりとりが横行しています。特に、人気メンバーとそうでないメンバーは、無慈悲なほどに値段の差がはっきり表れていますね」(60代某選抜メンバーオタク)

ここで、実際に大手フリマサイトの落札価格を見てみよう。〝15年選手〟の超大ベテラン・柏木由紀は、1枚1万2000円とさすがの貫禄。村山彩希、岡部麟、岡田奈々、新センターの本田仁美といった人気メンバーも、1万5000円~2万2000円超とかなり高額で取引されている。CD1枚が1500円程度と考えると、出品者にとってはいい小銭稼ぎになるだろう。

「安すぎない…?」「結構するやん」と割れる意見

一方で、小田えりな、浅井七海、武藤十夢、下尾みう、大盛真歩といったメンバーは、いずれも3000円台~5000円ほどと低価格での取引に終わっている。需要と供給の関係による市場原理が如実に働くフリマサイトだけに、人気も可視化されてしまっているようだ。

これに対し、ファンからは、

《安すぎない…? 乃木坂の選抜メンバーとかこんなもんじゃないだろ?》
《もっと安いかと思ったら結構するやん》
《むしろ48のサインなんて宛名入りで楽に手に入るのに 2万で買う人がいるのに驚く》
《サインなんてほしい人いるんだ 5年後は1000円くらいの投機の価値もないのに一時的な欲で意味のないものを集めるなんて》
《リアルな数字やな》
《卒業したら9割一般人なのになw 価値も1割以下に落ちるで》

など、「高い」「安い」と両側の意見が見られている。ただ、こんな筆入りの紙切れに大枚をはたくオタクがいるのは、世間一般から見れば驚きの光景だろう。

一般向けから脱落し、オタクのためだけの存在になってしまった「AKB」。このまま細々と、残った信者だけを相手にしたニッチなビジネスを展開していくのだろうか…。

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