「もう飽きてきた」柴咲コウ『インビジブル』新章突入も大不評の嵐…

柴咲コウ 高橋一生 

柴咲コウ 高橋一生 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

5月20日、俳優・高橋一生の主演ドラマ『インビジブル』(TBS系)の第6話が放送された。以前から「つまらない」と指摘され続けている同作だが、最終章に入ってさらに酷くなっているという。

〝インビジブル〟を名乗る女性・キリコ(柴咲コウ)は、裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーターだった。

そんな彼女が突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。捜査一課から左遷された刑事・志村貴文(高橋)が、キリコのご指名で異色のバディを組むことになってしまう…。

第6話では、本当のインビジブルは、キリコの弟・キリヒト(永山絢斗)だったと発覚する。キリコはキリヒトの暴走を止めるために警察に協力するフリをして、キリヒトの居場所を探っていたようだ。

一方でキリヒトは、キリコに仲間になるよう持ち掛ける。どうしてもキリコを仲間にしたいキリヒトは、志村を人質にとる。しかしキリコの返事はノー。キリコは志村を救うため、交換条件として重要なデータをキリヒトに渡してしまう。こうして完全に決別したキリコとキリヒト。そんな中、警察内部に内通者がいると発覚するのだった…。

擦りまくられた展開を堂々と…

警察内部の内通者や姉弟の戦い…など、使い古された展開に視聴者から呆れ声が殺到。ネット上では

《結局、内通者がいるパターンかぁ。それやっちゃうとホントつまらなくなるんだけど。たまには警察を信じさせてくれないか?》
《日本のドラマは内通者ネタが多すぎ》
《規模のでかい姉弟喧嘩》
《警察の内通者シナリオ好きだよねー。たいてい仲間が裏切ってる》
《弟が出てきてからグダグダな展開》
《もう飽きてきたこれ》
《刑事物って最近内通者ばっかでワンパターン多いよね》

といった声があがっている。

「今期のプライム帯ドラマだけでも、仲間の中に内通者がいる…という展開は、『正直不動産』(NHK)、『マイファミリー』(TBS系)ですでにやっていますし、『パンドラの果実』(日本テレビ系)でもそろそろやりそう。とにかくよくある光景です。『インビジブル』は、そもそもアメリカのドラマ『THE BLACKLIST / ブラックリスト』のパクリだと言われているのに、これに日本ドラマあるあるをぶち込むとは、もはや既視感の塊。もともと低かった視聴率がさらに下がりそうです」(芸能記者)

通常、視聴率が低いドラマは好意的な意見が多い。なぜなら、ファンしか観ていないからだ。それなのに、いまだ批判的な声が多い『インビジブル』は、本当にクソドラマと言えそうだ…。

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