加藤浩次“北海道出身への偏見”に悩んだ過去…「なかなか言えなかった」

加藤浩次 

加藤浩次 (C)まいじつ 

冷静に考えれば全くおかしくなくとも、先入観から違和感を抱いてしまう〝ステレオタイプ〟という偏見。『極楽とんぼ』の加藤浩次が、出身地を理由にこうした偏見を浴びていることを告白した。

加藤は5月21日深夜放送のラジオ『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演。番組中、地元の名物で嫌いな食べ物についてトークが展開されると、加藤は「俺ね、北海道(出身)のくせに牛乳飲めないんだよ」と告白した。

これに共演者は驚き、加藤はさらに「小学校の給食でも飲んでなかった」と、牛乳は友人に飲んでもらい、自身は水を飲んでいたと明かす。ただ、あくまで牛乳そのものが苦手だそうで、「カフェオレは飲めるのよ」「(牛乳単体だと)気持ち悪くなる。お腹がゆるくなる」と語っていった。

すると、話は〝乳製品〟に広がっていき、ソフトクリーム、ヨーグルト、チーズなどは「美味しい」と感じることを告白。一方、やはり牛乳そのものはどうしてもダメだそうで、「未だに、牛乳を『美味しい』と思って飲んでる人間はいないと思ってる」と断言。「ソフトドリンクで牛乳がナンバーワンって人いる?」とさらに問いかけた。

「北海道出身なのに牛乳が嫌い」

だが、これに関して〝牛乳がナンバーワン〟に近い人が身近にいるとも明かす。その人物は『スッキリ』(日本テレビ系)で共演する岩田絵里奈アナウンサーで、加藤は「何でも牛乳」「焼肉で牛乳、寿司でも牛乳いけると」「家で出前取ったら牛乳らしいんだよ」と岩田アナの牛乳愛好ぶりを暴露。一方、酪農が盛んな北海道出身にもかかわらず牛乳が飲めない自身については、「なかなか言えなかった」と出自による苦悩も語っている。

「戦後、GHQは『WGIP』と呼ばれる自虐史観の植え付けをはじめ、数世代先にわたり、日本人を弱体化させる教育政策を推し進めてきました。実は、給食に牛乳が出るのもそのひとつ。自国の小麦粉を買わせるべく、日本人の心だった米飯を無理矢理パンに転換させ、それに合う牛乳を取り入れたのです」(親学研究家)

米や醤油・味噌が苦手という日本人も、加藤のように「なかなか言えない」だけで身近に潜んでいるかもしれない。〝多様性〟の世の中だ、人それぞれの味覚を尊重し合っていこう。

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