声優・浪川大輔の新曲1900枚で大爆死…声優のミュージシャンごっこは限界?

(C)The Clay Machine Gun / Shutterstock

声優の浪川大輔が、5月18日にシングル『鼓動』をリリース。アニメ『ルパン三世』や『鬼滅の刃』などに出演している超人気声優だが、その知名度とは裏腹にCDの売り上げは振るわなかったようだ。

「鼓動」は、2020年9月に発売された『wonderful days』に続くシングル。

表題曲の「鼓動」の他、カップリング曲として『カウンターブロウ』『スパイス』が収録されている。通常版、豪華版A、豪華版Bの三形態が用意されており、豪華版Aには撮り下ろしフォトブック、豪華版Bにはブルーレイが付属。購入したファンからは、

《元気になって強くなった気がするし、リラックスして心が安らかになります! 最高ということです》
《3曲をずっとリピートしております。素敵な曲をありがとうございます!》
《どの曲も今までにない感じでステキです! たくさん聴きます!》
《お世辞ではなく本当にどの曲も好きすぎて、今朝からずっと3曲リピートしています! 曲を作った方の個性が出ている点もすごくいいですよね》

などといった絶賛の声が上がっている。

浪川大輔ファンには当然好評だが…

しかし、発売初週のオリコンの『週間シングルランキング』(2022年5月30日付)では、21位と残念な結果に。CDが売れない時代とはいえ、推定売上枚数はたったの1912枚だった。

「本業のアーティストと比べると見劣りしてしまいますが、浪川は男性声優の中ではヒットメーカー。2019年に発売されたシングル『HIYAKE!ダンシング』は3500枚ほどの大ヒットを記録しました。しかし、それ以降シングルの売り上げは右肩下がり。昔は声優のタレント化を歓迎する声も多かったのですが、世間が『声優は本業だけしていればいい』という考え方に変わってきているのかもしれません」(芸能ライター)

芸能人がアニメ映画の声優に抜擢されると、バッシングを受けるのが世の中のルール。だが、声優がミュージシャンの仕事を奪っても何も言われないのは、曲がヒットしていないからなのかもしれない。

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