『ノンフィクション』27歳歌手の密着に賛否「頑張って!」「単なる自己満」

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5月29日のフジテレビ系ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で、日本武道館でのワンマンライブに向けて奔走する流しの歌手・あいの密着が放送された。彼女の意気込む姿を見た視聴者から、さまざまな声が上がっている。

あいは日本中のスナックやクラブなどの飲食店に飛び込み、客のリクエストに合わせて歌声を披露。客からチップをもらい、家は持たずにホテルや知人の家を転々とする生活を7年続けているという。

この日の放送では、武道館でのワンマンライブという大きな夢に向かって奮闘するあいに、酒場で出会った人々や企業の社長たちが支援を約束。その輪が徐々に広がっていく様子が紹介された。

彼女の奮闘する姿を見た視聴者からは、

《武道館ワンマンライブか。夢は大きい方がいいよね。頑張ってほしいな》
《27歳でこういう生活、かなり珍しいよね。夢が現実になることを祈ってます》
《飲み屋を回ってチップを集めてるのかぁ。武道館への道は簡単じゃないだろうけど、頑張ってほしいな。応援してます!》
《困難な道だけど地道に努力しているのが伝わってくる。時間かかってもいいから夢かなえてほしいね》
《普通はここまで忍耐強くできないと思う。ちゃんと貯金もしてて偉い》

などのエールが送られている。

前代未聞の“武道館デビュー”に賛否…

一方、ただカラオケを歌って回るだけのあいに、疑問の声が続出。ネット上では

《スーザン・ボイルみたいにオーディション受けるとかしないのかね? 飲み屋回ってるだけじゃどうにもならないよ》
《武道館でライブって、無謀すぎるなぁ。ヒット曲どころか持ち歌もなく。ただのカラオケ大会じゃん。観客を喜ばすっていうんじゃなく、単なる自己満足でしょ…》
《飲み屋で歌謡曲歌って褒められてただけの人が武道館ワンマンライブって考えが短絡的過ぎるんだよなあ…。金だけでどうにかなる問題じゃないと思う。そもそも実績積まないと無理だよ》
《1万人私が埋めればってアーティストをバカにしてる。武道館を埋めれるのも本当に大変なのに、無名でしかもファンじゃないクラブの客…お金も数万しか出してくれない…これで武道館行けると思ってる神経がすごいわ》
《「歌が上手い」ということと「歌で誰かの心を動かす」ということは別。武道館とかではなく、まず、自分のお店をファンで一杯にすることから始めたら?》

など、難色を示す声が上がっている。

「あいは同日、自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年12月に武道館ライブを予定していたことを明かしましたが、結局、制作会社とのボタンの掛け違いから開催を断念したことを告白しています。さらに自分の時間と資金を作るために半年間、銀座でママをすることを宣言し、インスタグラムで来店予約を呼びかけています。本人はとにかく〝武道館ありき〟なので、時間と資金でどうにかできるというスタンスですが、一般的には売れっ子になった成功の証が武道館ライブという認識です。また、武道館ライブの開催が叶わず、スポンサーに謝罪に行く際、過度に露出した格好をしていたことにも、視聴者から疑問の声が上がっています」(テレビ誌ライター)

将来、あいが武道館のステージで熱唱する姿を楽しみに待ちたい。

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