松村北斗　 広瀬アリス　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

5月30日、広瀬アリスの主演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの？』（フジテレビ系）第7話が放送された。広瀬のヒステリーな役柄にドン引きの声があがっている。

主人公の桜沢純（広瀬）は、食器ブランドの洋食器デザイナー。展示会の仕事を任されるなど上司からの信頼も厚いが、アラサーでありながら恋愛経験ゼロだった。そんな彼女が、女性客をトリコにする長峰柊磨（松村北斗）に出会うストーリーだ。

第7話では、柊磨がギャルソン兼見習い料理人として働くフレンチビストロ『サリュー』が閉店危機に追い込まれてしまう。その理由は、シェフの岩橋（藤木直人）が過去に架空投資詐欺で捕まって服役しており、今「サリュー」で働いていることをネットニュースで報じられたためだ。

ネットでこの話題を知った純は、何を思ったのかいきなり柊磨の元を訪れて怒鳴り散らす。「何で言ってくれなかったの？」「何でよ、早く言ってよ！」「このお店に関わることじゃん！ このお店は柊磨の大事な店だから、柊磨自身の問題でもあるじゃん。で、今ピンチじゃん！」とのことだ。

「なんで怒ってんのか全然分からん」

まくし立てる純に柊磨は「すげぇ怒ってるね」とドン引きするも、純は「怒るよ！」「スマホのニュースじゃなくて柊磨の口から聞きたかったよ」と一歩も譲らず、〝普通は彼女に相談するでしょ？〟というニュアンスの説教をやめなかった。

しかし、視聴者は柊磨派が圧倒的だったようで、

《うっせー黙れ》
《何で言わなきゃいけないの？ 共同経営者やスタッフでもあるまいし》
《いや要さんの犯罪歴はたかが彼女に話せないだろう。個人情報だし》
《突然来てブチ切れるのワロタ。なんで怒ってんのか全然分からん》
《そんなスタッフのプライベートぺらぺら喋られた方が引くんだけどな》
《見れば見るほど純の性格がヒスすぎてむりw》
《もうアリスの役にイライラしすぎて、ここへきて離脱しそう…》
《女の私ですら、ヒステリーで面倒くっさい奴だなって思っちゃう》
《毎回毎回、純がヒステリー起こすから鬱陶しい》
《えーでもここ1ヶ月くらいで知り合った彼女にお店が内密にしてること相談しないよね》

といった声があがっている。

ドラマ内では、〝素直に彼女に頼れない柊磨☆〟のような扱いになっていただけに、『恋マジ』と世間とのズレがまたしても浮き彫りになってしまった。