“親ガチャ”成功者に嫉妬!? スタンフォード大学合格者をやっかむネット民

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徳島県の高校から米国の超名門・スタンフォード大学への現役合格を果たした松本杏奈さんが5月31日、自身のツイッターを更新。ネット上に流布する〝誹謗中傷〟に反論すると共に、法的措置を進めていることを明かした。

松本さんは昨年、地方の私立進学校である徳島文理高等学校から米スタンフォード大学へ現役合格。今年4月に発売した著書『田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力』がベストセラーになった。

しかしその後、父親が東大医学部出身で、かなり裕福な家庭で育っていたといったウワサが拡散されることに。著書が〝逆境エピソード〟に仕立て上げられているとして、レビュー欄などが炎上。これにより、松本さんは一度ツイッターのアカウントを削除するまでに追い込まれた。

松本さんは《いつも応援してくださる皆さんへ、私に関して知って頂きたいことがあります。現在ネットで書かれている私の情報には、多くの虚偽が含まれています。どうしても事実を伝えたいために、Twitterを復活させました。本について、事実について、私の方からお話したいと思います》と綴り、3回にわたる長文で、自身の家庭環境や金銭事情などについて明らかにした。

続けてツイッターで、両親が離婚して決して裕福な生活を送っていた訳ではないことや、受験に際して有料塾やコンサルを使い推薦状を用意してもらったことなどを否定。《「お金持ち」しか、「コネクションがある人」しかスタンフォードに行けないと、後輩たちに思わせたくない》という思いから、文章を書く決心をしたと明かした。

本人がSNSを削除する事態に…

今回の松本さんの訴えに、ネット上には

《なんだかんだいってスタンフォードって凄いと思うので、頑張ってほしい》
《頑張る人の足を引っ張るのに一生懸命な日本社会。松本さんには本当に頑張ってほしい》
《ここまで書かなくてはいけなくなったことに同情する。心置きなく学業に専念できるようになるといいですね》
《一生懸命頑張ってる若い女性をこういう形で苦しめるなんて本当にもう…。結局ただの嫉妬でしょうに》
《学生さんを家庭環境まで公開せざるを得ない程追い詰めるとは…。松本さん頑張ってください!》
《酷評つける人なんてただの妬みでしかないですよ。応援してくれる人だけと向き合いましょう》

など、エールが送られている。

一部アンチはいるものの、現在レビューの7割弱が星5つの高評価となっている。前例がないことに挑戦し、見事、自身の夢を現実のものにした松本さんの姿は、多くの人に勇気を与えていることだろう。

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