明石家さんま　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

眉唾モノの情報を10年以上流布し続けている人気バラエティー番組『ホンマでっか!? TV』（フジテレビ系）が、ついに〝パクリ〟にまで手を出したのかとウワサになっている。

番組はタイトル通り「ホンマでっか!?」と呟きたくなるような情報を、さまざまなテーマから引き出すバラエティー。

6月1日の放送では、周囲の目や他人の気持ちを気にしすぎるゲストたちが集結した。

「同日の放送に見られるように、ここのところ番組は、『集団人生相談』と題した企画を連発中。『恐妻家』『ギャンブル狂』『薄毛』など、さまざまなくくりのもとに集ったゲストたちが、その悩みを専門家に相談、学説を引き出すという流れになっています。かつては料理コーナーなどの企画も行なっていましたが、今ではすっかり『集団人生相談番組』と化していますね」（『ホンマでっか!?』番記者）

しかしこの形式、どこかで見覚えはないだろうか。そう、さまざまなテーマのもとにゲストが集い、テーマにまつわる愛を熱弁する『アメトーーク！』（テレビ朝日系）だ。

パクリ番組『ホンマでっか!? TV』に酷評

ネット上には視聴者から、

《ホンマでっかTVもアメトークみたいになってきたな》
《ホンマでっかTVがたまに専門家を挟んでくるアメトーークと化してきている…》
《段々アメトーークっぽくなっとるような》
《ホンマでっかがただのアメトークみたいになってる》
《ホンマでっかTV久々に見てるけどテーマが田舎コンプレックス芸能人。もはやフォーマットはさんま御殿。最近のダウンタウンDXもそう。結局アメトーークみたいなテーマ縛りが一番トーク番組として成立させやすいんだろうな～》

など、両者の類似性を指摘する声が相次いでいる。ゴールデン番組が深夜番組をパクるという、恥も外聞もない状態に呆れ返っているようだ。

「各バラエティー番組を視聴・比較しているライターで集まった時、『ホンマでっか』は最もくだらない、一刻も早く打ち切るべき番組としてよく名前が挙がります。それもそのはず、あの番組はチャカついたノリもさることながら、明らかに盛った嘘エピソードやうさん臭い学説など、有害要素のオンパレード。毎週この番組の記事をアップしているサイトに関しては、何が良くて取り上げているのか全く理解に苦しみます。こんなものが10年以上続いているから、テレビはダメだとバカにされるんですよ」（テレビ誌バラエティー担当記者）

凋落著しいフジテレビにとっては、この程度の番組でも終わらせたくないドル箱なのだろうか…。