朝ドラ『ちむどんどん』視聴率低迷!“ニーニー”がクズすぎてブーイングの嵐

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俳優の黒島結菜がヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』第40話が、6月3日に放送された。またもヒロインの兄〝ニーニー〟に批判が殺到しているようだ。

「ちむどんどん」は、今年で本土復帰50周年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけたヒロインと、支え合う兄妹たちの50年の歩みを見つめる家族の物語。

沖縄・やんばる地域で幼少期を過ごしたヒロイン・比嘉暢子(黒島)は、復帰と共に東京で働き始める。暢子は、西洋料理のシェフを目指し、遠く離れても家族の絆に励まされながら、修業を重ねていく。その過程で、故郷の食に自分らしい生き方を見い出し、東京で沖縄料理の店を開くために奮闘するようになる。

第40話では、〝ニーニー〟こと暢子の兄・賢秀(竜星涼)が給料を前借りして滞在先の千葉・猪野養豚場から失踪。「俺は勝負の旅に出ます。前借りした給料は、次のビジネスで必ず部にして返します!」と書いた置き手紙を残し、再び放浪の旅に出た。

ニーニーが最低人間すぎてつまらない

賢秀は以前にも〝倍〟と〝部〟の漢字を誤って使用していた。さらに、またもや給料を前借りしてそのまま行方をくらますという展開に、視聴者からは

《ニーニーがまた給料前借りしてドロンしてる。いつまでこんなクソ展開続くんだろう》
《もはや全国指名手配レベルだな。ここまで性格悪い人っているの?》
《沖縄の方々は皆、きちんとした良識ある人たちです。変なイメージがつきそうで嫌だわ》
《このドラマ「部にしてかえす」を多用してるけど、はっきり言って全然面白くないよね》
《この物語の中のニーニーの存在意義ってなに? 毎度毎度同じことの繰り返しで、不快でみるに堪えない》

と大ブーイングが巻き起こっている。

「いくらドラマとはいえ、朝からここまで視聴者を不快な気分にさせるのは、珍しいケースですね。さらにこの回は、暢子が常連客の演劇評論家・淀川春夫(本田博太郎)に〝じゃがいものニョッキ〟を提供しましたが、料理人のくせに長い髪を無造作に伸ばしたままで、『髪を結ばずに料理場に入るなんてあり得ない』と指摘される始末。最近では逆にツッコミどころを探すのを楽しみにしている視聴者まで現れるという、皮肉な状況になっています」(テレビ誌ライター)

雑な脚本で視聴率低迷が続いていた「ちむどんどん」だが、最近は週の平均視聴率が15%程度まで落ちてきたことで底打ち感が出ていた。

果たしてここから視聴率の回復を図れるのだろうか…。

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