『未来への10カウント』ボクシング部員のクズっぷりに「情緒不安定すぎて…」

村上虹郎 山田杏奈 

村上虹郎 山田杏奈 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

6月2日、木村拓哉の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の第8話が放送された。ボクシング部の生徒たちが「クソ過ぎる」と批判を受けている。

物語の主人公は、高校時代にボクシングで4冠を達成するものの、その後は度重なる不運に見舞われ、現在は完全に生きる希望を失ってしまった桐沢祥吾(木村)。

「いつ死んでもいい」と口にする日々を送っていたある日、高校ボクシング部時代の監督・芦屋賢三(柄本明)から、ボクシング部のコーチになって欲しいと懇願される。桐沢はコーチとして再びボクシングと関わることで、徐々に熱を取り戻していくのだった。

前回の第7話では、転校生でボクシング経験も豊富な西条桃介(村上虹郎)と、その他のボクシング部員が対立。西条がイジメられている生徒を助けるために上級生のことを殴ってしまい、それがきっかけで部活が活動停止処分になったため、ボクシング部員たちが激怒したのだ。

ボクシング部員の激怒理由はそれだけでなく、経験者の西条がイキっていたことが「部活の輪を乱す」として気にくわないらしい。そのため、西条を部活から追い出すことにした。

ところが、第8話では、西条が脳動脈瘤でボクシングはもうできないと医者から告げられる。この出来事を知った部員たちは、手のひら返しで西条に同情。「あいつとまた一緒にボクシングやりたい」と言い出し始めたのだ。

自分のレギュラー脅かさないとなった途端…

さらに西条がコーチとしてボクシング部に復帰すると宣言すると、部員たちは前週は追い出したくせに、今度は温かい態度でお出迎え。「よっしゃあ!」「西条くんいなくて全然やる気出なかったの」「僕にボクシング教えてよ」と記憶喪失を疑いたくなる温かい声をかけていた。

視聴者は、部員たちのヤバすぎる手のひら返しにドン引き。

《ちょっとみんな調子良すぎでは?》
《部員たちが情緒不安定すぎて…》
《手のひらクルクル》
《好き嫌いで追い出してませんでした?》
《なんだこいつら》
《こいつら追い出したくせに…自分のレギュラー脅かさないとなった途端手のひらクルー》
《みんないきなりめっちゃ桃介好きやん(笑)》
《この流れに感動できるような関係性じゃなかったから白々しすぎて》
《先週は一緒にやりたくないって言ってたのにw》
《部員たちは、あんなに生意気だとかって嫌って受け入れなかったくせに…》
《なんか部員たちの桃介に対する態度がな… コロコロ変わりすぎっていうか》

といったツッコミが殺到している。

テレビ朝日は、同作の〝最終回が繰り上がる〟との報道を否定しているが、ここまで唐突な展開だとウワサされても仕方ないだろう。

【あわせて読みたい】