『ザ・ノンフィクション』29歳ニートが物議! ヒコロヒーの語りに「救われた」

ヒコロヒー 

ヒコロヒー 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

お笑い芸人のヒコロヒーが6月5日、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)のナレーションに初挑戦した。

この日の放送では、都内のある小さな一軒家で不思議な同居生活を続ける森川家にカメラが追った。親子5人で暮らす森川家には、なぜか29歳のコウジと30歳のユリというカップルが同居している。

2人はともに、実の家族とは上手くいっておらず、複雑な思いを抱いているという。そんな心境を知って、森川家の母・愛さんが2人を自宅に呼び寄せたようだ。

愛さんは16歳で上京し、20歳の時に『SOUNDらりーLOVE&KISS』(テレビ東京系)にレギュラー出演。同番組内のオーディションで結成された『wOne』としてメジャーデビューしている。33歳で起業し、ネット通販事業や子育てのSNS事業等を手掛け、現在は3児の母親でありながらタレント活動も再開している。

しかし、居候の立場であるにもかかわらず、コウジとユリが子どもを作ったことで、視聴者からは

《生活費も入れないで、他人の家に居候とかありえない。働く気配すらない。そんなんでこの先生活していけるの?》
《無職で1年居候させてもらって全然悪いと感じてないよね? 人生舐めてる》
《愛さん甘やかしすぎてるよ。これじゃいつまでたっても居候のままじゃない?》
《これが「貧乏な家庭で育ち、義務教育もまともに通わせて貰えず、毒親の両親からDVを受けて命からがら家出してきた」とかなら 美談として受け入れれるんだろうけどね…》
《人の善意にあぐらかき続ける人って世の中に沢山いるんだろうなぁ。本当に1円も入れてないのかな?》

など、ツッコミが殺到している。

ヒコロヒーのナレーションに絶賛の声も

そんな中、今回の放送でナレーションを務めたヒコロヒーに対して、ネット上では

《ナレーションや語り「ヒコロヒー」とテロップされているのが普通になっている未来を感じた》
《番組見ました。とても落ち着いたいい声でしたよ! 胸クソな話でしたが、ヒコさんのナレーションで救われました》
《ザ・ノンフィクションのナレーション意外とマッチしてた。語りの才能ありますね》
《ナレーションヒコロヒーがやってる! 温かみを感じる声でぴったりしっくりくる》

などと、大絶賛されている。

「コウジは医大を卒業していながら医者になることを拒否して家出。人の親になるにもかかわらず、無職である点には視聴者もかなり呆れたようです。一方で、ナレーションに初挑戦したヒコロヒーですが、視聴者ウケも上々でしたね。ヒコロヒーもかつて、居候をしたりさせたりしたことがあるようですが、『なかなか耐えられるものではない』と語っています。ナレーションをしながら複雑な気持ちだったんじゃないでしょうか」(テレビ誌ライター)

毎回、物議を醸すことの多い「ノンフィクション」。今回はヒコロヒーの語りと相まって、いつもよりも注目が集まったようだ。

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