「みなさんのおかげでした」と「めちゃイケ」終了の悲しき裏事情

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フジテレビで長年放送されてきたバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ!』が来年3月で終了する。おかげでしたは前身番組から数えて30年、めちゃイケは22年の歴史に幕を下ろす。

「テレビ史に刻まれる2大バラエティー番組の同時終了は『笑っていいとも!』終了以来の衝撃を呼んでいます。いろいろ原因はあるでしょうが、おかげでしたの場合は完全にマンネリ化しているためで、番組に資金をかける割にはコーナーが盛り上がらなかった。ゲストが嫌いな食べ物を当てる企画や、細かすぎて伝わらないものまねなど秀逸なコーナーはありましたが、番組の改革には至りませんでした。一方でめちゃイケは、昨年夏に『極楽とんぼ』の山本圭壱を復帰させたがためにスポンサー数社が降りたのをきっかけに視聴率も急下降。それを挽回できなかったのが響きました」(芸能関係者)

この両番組は“バラエティーのフジ”をけん引する存在でもあった。おかげでしたは人気キャラクターや名物コーナーを多く生み出し、1990年代には平均視聴率が20%を超えて“オバケ番組”と呼ばれた。番組から生まれた音楽ユニットが『紅白歌合戦』(NHK)に出場するなど、テレビ局の垣根を超えてブームを巻き起こしたこともある。また、めちゃイケは斬新なコントや体を張った企画で若者の視聴者を多く獲得し、2004年10月には歴代最高となる視聴率33.2%を記録した伝統ある番組だった。

しかし、ともに近年は視聴率争いで苦戦。5%台に落ち込むこともあり、改編期になると、よく番組終了が囁かれていた。

 

異例の半年前発表

かつては12年連続で視聴率3冠王を獲得したフジテレビも、視聴率の不振で業績が低迷。今年6月に亀山千広前社長に代わって就任した宮内正喜新社長のもと、どんな改革があるのか注目されていた。

「宮内社長は、来年4月の大改編を決断したのです。20年以上にわたってフジテレビを支えてきたふたつの番組を終了させるのは難しいとの見方もありましたが、フジテレビを復活させるには大胆な改革が必要だと、元会長の日枝氏の後押しもあったようです」(同・関係者)

めちゃイケは11月4日放送の番組内で終了を発表。通例では番組の終了発表は約3カ月前だが、半年前に発表された。おかげでしたも近く発表することになりそうで、関係者は「残り半年を盛り上げていきたい」と説明している。功労者に花道を準備し、盛り上げるために発表を早めたようだ。

2014年3月に終了した『笑っていいとも!』と同様、この2番組は今後、有終の美を飾るべくラストスパートへ入る。

「フジテレビの黄金期を支えた2番組が終わるということは、新機軸を打ち出すチャンスでもあります。これらの伝統ある番組を超える面白い番組が作られることを期待します」(同・関係者)

フジテレビに新しい風が吹きそうだ。

 

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