地上波から“心霊番組”が消えた理由とは? 劇団ひとり激怒「バカげてますよ」

劇団ひとり 

劇団ひとり (C)まいじつ 

パイロット版放送が差別発言とセクハラで炎上した『午前0時の森』(日本テレビ系)で、「心霊番組が減っている理由」が明かされ、話題を呼んでいる。

この日、番組は「心霊番組がピンチを迎えている」というテーマを取り上げ、なぜ減少傾向にあるのかを検証。そのデータによると、なんと2020年以降、日本テレビで心霊番組は1度も放送されていないという。

その理由について、出演した研究家は「裏付けができない」「誰でも心霊写真を作れるようになってしまった」などと分析。ここで、MCの劇団ひとりが経験したという恐怖体験を明かすと、この研究家から制止されてしまった。

そして、心霊番組が減った大きな理由がこれだとして、研究家は「怖い話が急に入ってくるとクレームが入る」と指摘。「聞くつもりがないのに聞いてしまって、頭から離れないというクレームが入る」「BGMが怖い」など、ホラーが苦手な視聴者の声に配慮した結果だと話した。

これにひとりは、「バカげてますよそんなもん」「そういう、ごく一部の人によってテレビってつまらなくなるんだね」と嘆いたのだった。

クレーマーのせいだと共感広がる

あくまでこれらは研究家の私見ではあるものの、この分析に対し、ネット上には

《一部のクレームがネットの記事になり、一部抜粋すぎる記事のせいでみんなが言い出し局が謝罪。ビビりすぎた局が安全性を狙い過ぎて似たような番組が増える》
《命や社会秩序にかかわる問題でない限り少数のクレームは無視していいと思う》
《ほんとそう。テレビ局はビビらないでほしい。スポンサーも、大多数の視聴者は受け入れているのだから》
《確かにクレーマーは問題だが、一番問題なのは、それに忖度して、自分達で規制してる制作側!》
《視聴者という顧客のニーズから離れ、スポンサーや政府、モンスタークレーマーやBPOなどに忖度していては、まともな支持が得られる番組など、作れるわけない》
《一部の批判して物を言ってる人の意見が大々的な意見とは思わないでください。冷静な判断をしてください》

などの共感が広がっている。

「心霊なんて占いと同じで非科学的なインチキですから、減少するのもやむないでしょう。心霊写真や映像だって、90年代までは視聴者が騙されてくれたものの、今ではスマホやパソコンで簡単に作れて全く驚きはありませんからね。同じことはUFOや未確認生物といったSFオカルトにも言えます。UFOや心霊映像といったコンテンツは、90年代で終わった〝過去の遺物〟なのです」(オカルトライター)

心霊やオカルトが好きな人は、YouTubeのうさん臭い動画で欲を満たすしかなさそうだ。

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