『キンプリ』がK-POP化!? 本格的なラップ楽曲が大好評「日本のBTS」

平野紫耀 

平野紫耀 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

ジャニーズアイドルグループ『King & Prince』が6月5日、YouTubeに新曲『ichiban』のミュージックビデオを投稿。いつもと一味違う雰囲気だったためか、別のアイドルグループがチラついてしまった人も多いようだ。

「ichiban」は6月29日に発売予定のアルバム『Made in』に収録されている楽曲。日本を代表するラッパー・KREVAが作詞作曲を担当し、ミュージックビデオの振り付けは女性ダンサーのRIEHATAが手掛けている。

和をイメージした重低音の効いたサウンドが特徴で、歌詞も「No.1 ichiban ただやる 一心不乱」という出だしのフレーズから分かるようにかなり攻撃的。これまでメンバーの甘い声を生かしたキラキラとした楽曲が多かっただけに、いい意味で〝らしくない〟楽曲となっていた。

一味違う楽曲に感じる既視感

ミュージックビデオでは、ヒップホップを彷彿とさせる圧巻のダンスも披露。5日の公開から2日ほどで250万回再生を記録するなど、大きな話題になっている。「King & Prince」の新境地とも言える「ichiban」に対して、ネット上では、

《キンプリの新曲K-POPみが強い》
《キンプリの新曲、昔のBTSみたい! なんならStray Kidsにも似てる気がする》
《MVめっちゃK-POP寄せてきた感あるな~。わしは曲調もMVも好き》
《キンプリのichiban聴いてみたけど、日本のBTSみたいな感じだった》
《キンプリちゃんの、BTSっぽいと思った!》
《新曲マジで一部分だけ聴くとK-POPのNCT感半端ない。まじでびっくりした》
《K-POP感。ふだんキンプリ推してないけどかっこいい》

などの称賛とともに、世界を席巻するK-POPに似ているという指摘が相次いでいる。

「ミュージックビデオの振り付けを担当したRIEHATAは、韓国の7人組男性アイドルグループ『BTS』などの楽曲の振り付けも担当。KREVAが作詞作曲をしたことも相まって、『ichiban』は日本のアイドル楽曲というよりも、K-POPに多いヒップホップに分類されるような仕上がりに。そのため『ichiban』は『King & Prince』というよりも、『BTS』のようだという印象を持たれてしまったのかもしれません」(音楽ライター)

グループのイメージを覆すような楽曲をリリースした「King & Prince」。なかなか好評のようなので、今後は攻撃的なサウンドの楽曲も増えそうだ。

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