『東リベ』規制の危機? 影響を受けた若者が暴走…「放送禁止だな」

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令和に新たなヤンキーブームを巻き起こした人気漫画『東京卍リベンジャーズ』。同作に影響された若者による事件が勃発し、ネット上では「規制」がかかるのでは、などと懸念する声が飛び交っている。

大阪府警は6月6日、16歳から20歳の男女31人を、道交法違反の疑いで大阪地検堺支部へ書類送検したと発表。

バイク19台による暴走行為について、全員が容疑を認めているという。

また今回の暴走行為を行なったうちの一部は、「東京卍リベンジャーズ」の影響を受けたとの報告も。調べによると「アニメみたいで怖いけど楽しかった」などと供述しており、彼らはSNSなどで知り合って暴走行為に及んだと明かされた。

「今時では珍しいヤンキーや暴走族を題材として扱っている『東京卍リベンジャーズ』。アニメ化された後の人気も凄まじく、一時はコスプレで特攻服を着る人が続出したほどです。現代でもごく一部でヤンキーと言われる人種が生息しているようなので、同作はそんな人にとって背中を押すような存在になっていたのでしょう」(芸能ライター)

『東京卍リベンジャーズ』規制待ったなし?

今回の事件に対し、「東京卍リベンジャーズ」のファンからは〝暴走してた奴の頭が悪いだけ〟などといった擁護の声が寄せられている。まさにその通りなのだが、想像以上に世間の目は厳しい。ネット上では、

《あーあ、これもう東リベは放送禁止だな》
《「東リベは走ってる描写ない」「暴走してる描写ない」って言ってる人見かけたけど、それは流石に嘘だわ。アニメしかみてないけど、中坊がバイク乗り回してるシーンがガッツリあったし、もう無理だろうね》
《マイキーの影響で治安が悪化してますね》
《東リベのキャラに憧れてバイク乗るのはいいけど、交通ルールは守れや》
《コンプラの厳しい昨今に流行るべき作品ではなかったかもね》
《東リベに憧れて犯罪行為。予想できた結末だなぁ》

などの声が続出している。

ちなみに昔と比べて暴走族は激減しているが、直近で神奈川県を中心に活動していた暴走族が摘発されたニュースもあった。作品とは関係ないだろうが、同作の影響で新たな暴走族が増えないことを願うばかりだ…。

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