木梨憲武のアルバムが3千枚割れの爆死! とんねるずは中年層にも見放された?

木梨憲武 

木梨憲武 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

6月1日に『とんねるず』木梨憲武のニューアルバム『木梨ミュージック コネクション最終章 ~御年60周年記念盤~』が発売された。1990年代に一世を風靡した木梨だが、最新CDの売上は残念ながら爆死したようだ。

今回発売されたアルバムは、木梨ならではのコネクションを活かして楽曲を制作するコラボレーションシリーズ『木梨ミュージック コネクション』のラストアルバム。

これまでのシリーズに収録された楽曲に加え、指原莉乃をゲストに迎えた『スキャンダルナイト』を含めた16曲が収録されている。

初回限定盤には、制作現場に密着したDVD『GYAO! 木梨の貝。』が付属。木梨の魅力が詰め込まれた1枚だ。しかし6月13日付の『オリコン週間アルバムランキング』を見てみると、初登場19位、推定売上枚数は2968枚と爆死ライン。還暦を迎えた記念としてリリースされた同作だが、人気の無さが可視化される結果になってしまった。

『とんねるず』は中年からも飽きられている?

「最近では木梨の芸風を不快に感じる人も少なくありません。これまで木梨がウリにしてきたのは自身のコネクションやお色気、暴言といった前時代的な笑いで、それをお笑い以外でも貫いています。2020年12月に『2020 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)であいみょんのカバーを披露した際には、本家を茶化すような歌い方を披露。ファンから反感を買っていました」(芸能ライター)

ストリーミング全盛の時代とはいえ、「とんねるず」ファンはCDを購入する世代が多いように思える。1990年代にメジャーデビューを果たし、音楽シーンを席巻した『Mr.Children』が5月11日に同時リリースしたベストアルバム『Mr.Children 2011-2015』は約18万5千枚、『Mr.Children 2015-2021&NOW』は約19万3千枚の売り上げ。近年では異例の大ヒットを記録している。CD売上から「Mr.Children」が全盛期と比べても遜色ないほど支持されていることが判明した。

それに比べて、「とんねるず」はどうだろうか。「木梨ミュージック コネクション最終章」の売上はもちろんのこと、現在は地上波のレギュラー番組がない状態。世間から完全に忘れ去られるのも時間の問題かもしれない…。

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