『未来への10カウント』謎過ぎる最終回に違和感「何かの力で捻じ込まれた?」

村上虹郎 山田杏奈 

村上虹郎 山田杏奈 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

6月9日、木村拓哉の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の第9話・最終回が放送された。役者の無駄遣い感が否めない展開に、ネット上では批判の声があがっている。

物語の主人公・桐沢祥吾(木村)は、高校時代にボクシングで4冠を達成するものの、その後は度重なる不運に見舞われ、現在は完全に生きる希望を失っていた。

「いつ死んでもいい」と口にする日々を送っていたある日、高校ボクシング部時代の監督・芦屋賢三(柄本明)から、ボクシング部のコーチになって欲しいと懇願される。桐沢はコーチとして再びボクシングと関わることで、徐々に熱を取り戻していくのだった。

「最終回はとにかく駆け足な展開。桐沢が多忙で倒れるものの、わずか数分で復活。そしてダイジェストのようにボクシングの試合が描かれて、余韻も残さずせかせか終わっていきましたね。まるで打ち切り漫画のような内容です」(芸能記者)

「桃介はなんやったんだ」

こうした展開もあって、改めて注目を受けているのが、ドラマの後半から登場した転校生・西条桃介(村上虹郎)だ。

「桃介は悪い家庭環境のせいで性格が歪んでいるキャラ。第7話では脳動脈瘤でボクシングがもうできないと告げられ、ショックを受けていました。それからほどなくして演劇部に入部した後、またボクシング部に戻ってきてコーチに転向。しかし最終回ではほぼモブ部員のようになり下がり、見せ場はゼロ。後半の桃介騒動は一体なんだったのか…と思うような終わり方でしたね。そもそも、親との悪い関係も全く変わっておらず、消化不良です」(同・記者)

ネット上では〝桃介とはなんだったのか〟と唖然とする視聴者が相次ぎ

《正直、桃介いらんキャラだったな》
《桃介はなんやったんだ》
《桃介のパートが無ければ色々収まったのでは? 何かの力で桃介が捻じ込まれたんじゃないの?》
《桃介で時間とりすぎだったよな。最終回で結局モブ同然だし》
《桃介はもったいないな~。 キャラクターとしても面白いし、もっと活かして欲しかった》
《結局桃介の母親ってなんだったんだろ?》

といった動揺の声が多くあがっている。

急な脚本変更でもあったのだろうか…。

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