タモリ　画／彩賀ゆう （C）まいじつ

6月10日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）夏の2時間スペシャルで、盛り上がる夏うたのランキングを紹介。そのラインナップがアラサー世代に刺さるとして、視聴者から「中年ホイホイ」などと騒がれているようだ。

同日の番組では『最強！ 夏のぶちアゲソングTOP10』と題し、視聴者からの投票によって決まった夏うたを発表していくことに。

まず10位に『T.M.Revolution』の『HOT LIMIT』、9位に『ポルノグラフィティ』の『アゲハ蝶』がランクイン。続けて8位に『ORANGE RANGE』の『ロコローション』、7位に松浦亜弥の『Yeah！めっちゃホリデイ』、6位に『mihimaru GT』の『気分上々↑↑』など、往年の定番楽曲が勢ぞろいした。

トップ5は5位が『BUMP OF CHICKEN』の『天体観測』、4位は『B’z』の『ultra soul』。また、「ORANGE RANGE」は、3位に『イケナイ太陽』もランクイン。そして2位に『湘南乃風』の『睡蓮花』、1位に『Whiteberry』のカバー楽曲『夏祭り』と、往年の名曲が上位を席巻することになった。

視聴者層は“中高年”に集中か？

しかしランキングは、明らかにアラサーから40代前半に刺さる、90年代後半から00年代にブームとなった楽曲ばかり。あまりにも偏った結果に、ネット上では、

《アラサー世代しかMステを見てない感じ？》
《2000年代前半の歌しか出てこないのヤバくない…？　年代制限とかないのにこの結果ってことは、アラサー以降しかテレビを見てないってことでは》
《絶対アラサーに聞いとるわ、このランキング》
《20年前で止まっとるやん》
《夏のぶちアゲソング、全部世代なんですがアラサーを狙いうち？》
《Mステの視聴者層がわかるランキングで草》
《このランキングは20年前のランキングですか》
《昔の歌ばかりのランキングとかいらんて。くだらな》

などの指摘が寄せられている。

「確かに懐かしい曲ばかりがランクインしていましたが、最近は『TikTok』の影響でリバイバルブームが巻き起こっているのも事実。例えば『ORANGE RANGE』の『ロコローション』は、同アプリで若い女性を中心にダンス動画が拡散されていました。ちなみに『mihimaru GT』の『気分上々↑↑』も、今期の注目アニメ『パリピ孔明』（TOKYO MXほか）のエンディングでカバー楽曲が使われています」（芸能ライター）

意外に若い世代も、今回のランキングには馴染みを持てるのだろうか。