栗山千明が“撮影禁止”を謝罪も…金沢市『百万石まつり』の対応に疑問

栗山千明 

栗山千明 (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock

俳優の栗山千明が6月12日に、自身のツイッターを更新。写真撮影が禁止された金沢市の『百万石まつり』の一件を謝罪し、ネット上で賛否の声が上がっている。

栗山は、お祭りのメインイベント『百万石行列』で前田利家の妻・お松の方を演じていた。撮影が禁止になった件について、《百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした。私が参加し、関係者の方々のご配慮に甘えてしまった事が、皆様のご不満を招く原因だったと思います》と謝罪した。

続けて、《健康面を気遣い日傘をご用意して下さった方、和傘が風で折れてしまってからは危ないのでと支えて下さった方、他にも多くの方の、お力添えをいただきました。そして何より、お祭りのためにご尽力されていました。ご配慮、ご尽力されたお祭り関係者の方々が残念に思うような発言や投稿は御控えいただけますと幸いです。どうか宜しくお願い致します》と記載した。

さらに《私の責任ではありますが、金沢が好きで百万石まつりを楽しみにしていましたので、私自身思わぬ反響に心苦しく思っています。今後この件ついての言及は控えさせていただきます。改めまして、誠に申し訳ございませんでした。そして関係者の方々、応援して下さった皆様、本当に有難う御座いました》と説明した。

金沢市の対応に依然として厳しい声

栗山の謝罪に、フォロワーからは

《ここ1週間くらいずっと心配していました。お祭り楽しかった、素敵だったという意見も多く見かけるのであまり気になさらないで下さい》
《とても素敵なお松の方でしたよ。金沢市民として3年ぶり、待ちに待ったお松の方の素敵な姿をありがとうございました》
《何か謝らなければならないことがあったのでしょうか? 当日はお天気にも恵まれて、とても素敵なお松の方でした》
《栗山さんが謝ることはありません。また金沢にお越しになってください》

など、励ましの声が寄せられている。一方、「SNSでの肖像権をめぐるトラブルが多い」ことを理由に、撮影を運営側で禁止したとする金沢市の対応に対し、ネット上では

《全国的にみたら、金沢のイメージダウンになるし、なんの罪もない栗山さんが風評被害を受ける形になってしまう。金沢市の関係者は、事実関係を明らかにした上で、逆に栗山さんサイドに早めに謝罪すべき》
《撮影禁止という誤った対応を強行したのは金沢市なんだから、タレントさんが謝罪するのは筋が違うと思う。市が撮影禁止の理由として掲げた「肖像権」もプロダクションとの契約からタレント側の希望でないことがハッキリしたわけだし、これキチンと検証しないといけないですよ》
《クローズドイベントなら撮影禁止は違和感ないけど、行政のオープンイベントで撮影禁止は駄目だと思う。今回の件で、キャストに対しても、主催者に対しても悪いイメージがついてしまったね》
《市の担当者、企画部署の皆様がこの当然とも言える結果に対応できない事実。これから市をよりよくしていくための活動なんですから、もっと自覚し考えて行く必要があると思います》

など、さまざまな声が上がっている。

なにはともあれ、今後のお祭りでは今回のような騒動が起こらないことを祈りたい。

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