BTSの“原爆Tシャツ騒動”をスルー…『スッキリ』の特集にアンチ怒り爆発!

BTS 

BTS (C)Kathy Hutchins / Shutterstock

韓国の人気グループ『BTS』が6月14日、YouTubeの公式チャンネルで公開した動画で、グループとしての活動を休止すると発表した。そんな中、『スッキリ』(日本テレビ系)のBTS特集がネット上で物議を醸している。

世界的なブレークを果たしたスターの突然の活動休止に、日本のマスコミも大騒ぎ。

朝から民放各局の情報番組が特集を組んで報じた。

「スッキリ」でも、冒頭からBTSの活動休止について特集を組んで報じ、2013年のデビューからアジアを代表する人気グループに成長する様子を紹介。今月1日にはアメリカのバイデン大統領とアジア人差別に関する会談を行なったことなども取り上げた。

活動休止も“反日問題”を掲げるネット民

しかし、2018年にメンバーのジミンが第2次世界大戦中に米軍が日本に投下した原爆を描いたTシャツを着用し、パフォーマンスする予定だった『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の出演が見送られたことについては一切触れていなかった。

これに、ネット上では

《今朝のスッキリがちっともスッキリしない。BTSの活動休止の件で今までの流れを説明する中、原爆Tシャツの件は完全スルー》
《原爆Tシャツなんぞを着ていた連中が『アジアヘイトを無くせ』とか、何言ってんだ? 原爆Tシャツのことは、なぜスルーするんだよ》
《スッキリはBTSや韓国ネタばかり。マジでどうでもいい。原爆Tシャツ着てた時点で平和語る資格ないでしょ》
《BTSネタどうでもいいのに長いのでチャンネル変えた。なぜ良いところだけ取り上げるの?》
《この人たちは、原爆Tシャツの他にもナチス礼賛衣装も着用してたからね。朝から特集するようなグループじゃないと思う》

など、厳しい声が殺到している。

「『BTS』に関しては、バイデン大統領と会談をした際〝アジアンヘイト〟へ異議を唱えたことにアンチが猛反発。過去の原爆Tシャツを持ち出し大ブーイングが起きました。今回も過去の華々しい活動ばかりが取り上げられ、お騒がせ騒動に関しては一切触れられなかったことで、不満の声が上がったようですね」(テレビ誌ライター)

過去の発言やインタビューからBTSのメンバーが〝反日〟や〝ナチス支持〟だと判断はできないが、ネット上では特に〝ナショナリズム〟が強調されがちだ。

アンチにとっては〝原爆Tシャツ〟を語ることが、その捌け口になっているのだろう。しかし、復帰後も同様の指摘をされてしまうのだろうか…。

【あわせて読みたい】