King Gnuとヒゲダンはライバル?“同じくらい人気”は本当なのか…

(C)Ned Snowman / Shutterstock

共に2019年に大ブレークしたからか、『King Gnu』と『Official髭男dism』は何かと比較されがち。ファンの間で「どちらが上なのか」と論争が交わされてきたが、未だに平行線を辿っているようだ。

「King Gnu」は3月14日に『カメレオン』のPVを、「ヒゲダン」は4月15日に『ミックスナッツ』のPVをそれぞれYouTubeに公開。

再生数はどちらも6月15日時点で2000万回ほどで、ほぼ互角の人気である。

面白いことに、「King Gnu」と「ヒゲダン」は最新曲だけではなく代表曲もほぼ互角。YouTubeのPV再生数を確認してみると、「King Gnu」の代表曲『白日』の再生数は約4億500万回で、対する「ヒゲダン」の代表曲『Pretender』も約4億500万回と拮抗しているのだ。

陰キャは「King Gnu」キョロ充は「ヒゲダン」?

世間で「同じくらい人気がある」と言われ続けてきた両グループ。ネット上では、

《人気の出方も人気の下がり方も全くおんなじやな。両方2019年だもん》
《髭男の方が上やと思ってたわ。ヌーようやっとる》
《曲のGnu、歌詞の髭男》
《どっちも似たような感じだけど、インキャはヌーでキョロ充が髭男好きなイメージやな》
《両者ともスゴいバンド、この2組が圧倒的強さだね》
《髭とキングヌーは、現代のGLAYとラルクって感じだよな》

といった反響コメントが上がっている。

「『King Gnu』と『ヒゲダン』の違いは、抱えているファン層でしょう。『King Gnu』はどちらかというと尖った曲が多く、YouTubeで1億回再生を超えているのは『白日』のみ。万人受けというよりは、マニアックな楽曲を好む人々に支持されています。その一方、ヒゲダン』はどちらかと言えば大衆向けで、『Pretender』の他『I Love…』『宿命』『Cry Baby』などが1億回再生超え。PVの再生数だけを見れば『髭男』に軍配が上がっています。とは言え、メディア露出や新曲の再生数を見る限り、現在両グループはほぼ互角。どちらもアニメのタイアップ曲がヒットする傾向にあるので、今後の明暗はタイアップ先に懸かっているかもしれません」(音楽ライター)

なかなか決着しない「King Gnu」と「ヒゲダン」の人気度比べ。邦楽ロックバンドの2トップとして、音楽シーンを引っ張っていって欲しいものだ。

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