あいみょん新曲の売り上げ激減?“世代交代”の波にのまれる令和の歌姫

あいみょん 

あいみょん 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

シンガーソングライターのあいみょんが、6月8日に新曲『初恋が泣いている』をリリース。ネット上では好評の楽曲だが、CDの売り上げはかなり低迷しているようだ。

この曲は、俳優・広瀬アリス主演のドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)の主題歌に起用されている一曲。

リリース当日にYouTubeで公開されたミュージックビデオは、1週間ほどで再生数100万回を突破しており、話題性のある楽曲だ。

しかし『オリコン』が発表した「週間シングルランキング」(6月20日付)では、初登場8位とイマイチな結果に。ストリーミング全盛の現在とはいえ、推定売上枚数も1万枚に届かず、8376枚と伸び悩んでいる。

同じ日に発売されたアニメ『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の挿入歌『Infinity! Our wings!!』は、推定売上9349枚で7位にランクインし、天下のあいみょんがアニメ作品に負ける事態が発生している。

人気低迷で“J-POP四天王”も崩壊か

あいみょんといえば、平成後期あたりから米津玄師や『Official髭男dism』、『King Gnu』らと共に音楽業界で旋風を巻き起こしてきた存在。彼女らは新曲をリリースするたびにランキングの上位を席捲し、他の追随を許さないほどだった。しかし、そんな中で最近、あいみょんの人気に陰りが見え始めているのかもしれない。

「公式YouTubeチャンネルの登録者数を見てみると、米津が627万人、『ヒゲダン』が281万人、『King Gnu』が197万人で、あいみょんが若干少ない168万人。一時は『King Gnu』が一発屋有力候補などと言われていましたが、彼らは世間の評価を押しのけ、今も第一線で活躍しています。逆にあいみょんは新規のファンを獲得できていないように見え、初速だけでなんとか生き延びている状況。この辺りで代表曲『マリーゴールド』に匹敵するヒット曲を生み出さないと、少しずつ忘れられていくでしょう」(音楽ライター)

バンドやアイドルなどと違って、ソロ女性アーティストの人気は移り変わりが激しいもの。あいみょんもAdoや『YOASOBI』などが台頭したことで、世代交代の時期に差し掛かっているのかもしれない。

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