タモリ　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

6月17日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）に、『三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE』のボーカル・今市隆二がソロで出演。斬新な楽曲と圧倒的な歌唱力を披露し、ファン以外の視聴者も魅了していた。

この日の番組で今市は、自身も作詞・作曲に携わっている話題の楽曲『辛（つら）』をテレビ初披露することに。

この曲は、Awichなど多くのラッパーの楽曲を手がけてきた作曲家・Chaki Zuluをプロデューサーに迎え、歌詞に日常会話を取り入れるなど、画期的な手法が用いられた一曲である。

【#Mステ】

このあとは
Mステソロ初出演の今市隆二さん💥

悲しみや喪失感をテーマにした最新曲
「辛」をTV初パフォーマンス💧

💬メッセージ
「ソロとして初めてMステに出演させて頂きます！『辛』のメッセージがしっかり届くように一生懸命歌いたいと思います。」#ウラステ 楽屋前で😊📸 pic.twitter.com/p3tXN4MS9D

— music station (@Mst_com) June 17, 2022

イントロから歌い出しの部分は、シックでアダルトな雰囲気の「辛」。今市のセクシーな歌声によく合い、まさにエモい楽曲となっていた。しかしサビで一転、歌詞は「辛、マジで辛 と思う前に俺に鬼電してよ」へと変化。一番盛り上がる終盤も、「マジで辛」「マジでごめん」「鬼電してよ」といったワードが何度も飛び出すことに。

おそらくサビの部分こそが、〝歌詞に日常会話を取り入れる〟といった取り組みから生まれた注目ポイントだったのだろう。オシャレな雰囲気から一転、サビは唯一無二のオリジナリティが光り輝いていたように思える。

辛、マジで辛…神曲の虜になる人続出！

意外な仕掛けが隠されていた今市の新曲「辛」。これに対して視聴者からは、

《今市隆二のMステでやってる曲が今年一番おもろい》
《じわじわ笑いが込み上げてきた…辛、マジで辛、頭から離れん…》
《サビの歌詞には驚いたけど、「辛」は今市さんだからこそキマる曲だとしみじみ思った》
《スゴい！　やっぱどんな曲でも隆二が歌えば名曲になるね！》
《Mステ流しながらスマホいじってたらテレビ釘付けになってしまった！ 今市マジか…》
《「辛、マジで辛」が頭から離れない。この曲本当にクセになる》
《今市さんという方が「辛」って歌っていらしたんですけど、色々全部が衝撃で、ついつい調べましたところ、ご本人作詞作曲だそうで…》

など、さままざな反響が寄せられていた。

「今回、楽曲に対する反響のほか、今市の歌い方や音程などに関する反響も多く見受けられました。《音程が合っていないような気がする》《高音の部分、抜けるような声じゃなくて絞り出すような声だった。不調かな？》などの指摘がありましたが、もしかすると、そういった部分にも隠された仕掛けが施されていたのかもしれません。今市であれば、『辛』の曲調に合わせて、意図的に音程や歌い方を変えることは技術的にも不可能ではありませんからね」（芸能ライター）

聴いた人を一瞬で虜にした今市の新曲「辛」。名前とは異なりイマイチではない楽曲は、多くの人の脳裏に焼き付いたようだ。