『インビジブル』大爆死のまま終了! 最終回まで低視聴率だった原因は…

柴咲コウ 高橋一生 

柴咲コウ 高橋一生 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

6月17日、俳優・高橋一生の主演ドラマ『インビジブル』(TBS系)の第10話・最終回が放送された。予想通りの大爆死で終わったと話題になっている。

〝インビジブル〟を名乗る女性・キリコ(柴咲コウ)は、裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーターだった。

そんな彼女が突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。

捜査一課から左遷された刑事・志村貴文(高橋)が、キリコのご指名で異色のバディを組むことになってしまう…。

第1話は世帯平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、TBS金曜ドラマ枠としては好スタートを切った同作。しかし第2話でいきなり7.0%まで急落。ドラマが最終章に入っても数字は下がり続け、第8話では4.8%と5%割れ。最終話も6.6%で、最後まで復調することはなかった。

高視聴率の「マイファミリー」との違いは…

「最終回一歩手前の第9話で〝ラスボス〟を明かしたため、サスペンス連ドラにありがちな、最終回で一気に数字があがるということもなかったようです。今期では、二宮和也主演の『マイファミリー』(TBS系)が最後まで真犯人を引っ張って、最終回で過去最高を記録。また『インビジブル』と同枠の2021年秋ドラマ『最愛』(TBS系)も、同じ手法で最後に数字がジャンプアップしましたからね。まあ、サスペンス連ドラで最終回に真犯人を明かすなんて、当たり前すぎるのですが…」(芸能記者)

ネット上でも、第9話で真犯人を明かした構成にツッコミが殺到。最終回でなにか別の真相が発覚するかと思いきや、そうでもなかったために、

《正体あらわすの最終回でよかっただろ。あと泰造生かしておけば真犯人芸人説で視聴者を騙せた》
《斜め上どころか壁にど直球投げつけられるだけで、なんのカタルシスもなく終わってしまった…『最愛』レベルを期待してたのに今時こんなドラマあるんだ…》
《ストーリー的には最終回はもう一工夫欲しかった。展開が予想できるし、予想通りの展開だったので残念感はある》
《マイファミリーは「まさかこの人が?」っていう最終回だったけど、インビジブルは先週のうちに犯人わかってたし、最終回は全て展開が読めて意外性が全くなかった》
《低視聴率は枠の問題じゃないな。日曜劇場でやっても同じもんだと思う》

といった声があがっている。

無理やり引っ張るより潔いが、視聴率は残念な結果に終わったようだ。

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