『世にも奇妙な物語』人気芸人の脚本作品に唖然「オチは?」「これで終わり?」

タモリ 

タモリ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

6月18日、ドラマ特番『世にも奇妙な物語’22 夏の特別編』(フジテレビ系)が放送された。あまりにもオチがない話に、視聴者から困惑の声があがっている。

そのストーリーは、この日の最後に放送された「電話をしてるふり」。川崎望(山本美月)はナンパされると、相手を撃退するためにパパと〝電話をしているふり〟をする。

ある日、ナンパ男が現れ、いつものように父親と電話しているふりをするのだが、見破られてしまい、スマホを奪われてしまう。男が望のスマホに耳をあてると、望が11歳の時に他界した父親と本当につながっていて…という話だ。

「ストーリーでは、他者は父親と電話できても、自分は通話することができないという展開がしばらく続きます。しかし3年ほどたったある日、父親と電話で繋がることに成功。父親から『結婚おめでとう』と祝福され、望が涙を流しました」(芸能記者)

バイク川崎バイクの渾身の一作

最後は、ウエディングドレス姿の望の写真が、父親の仏壇に飾ってあるというシーンで終了。どんでん返しなどなく、ただただ〝死んだ父親と電話できました〟で終わったストーリーであったため、ネット上では

《オチは?》
《え、終わったの?》
《何の捻りもねえええええ》
《??? オチ意味不》
《え、マジでこれで終わり?》
《やばっくそつまらん》
《ちょっとまてこれいいのか? このオチで?》
《今まで会話しなかった理由が最後に感動を溜めるためだけってメタ的な理由しかないの何なんw》

といった声があがっている。

「せめて、他者と話せる父親と通話をするため主人公が工夫したり、主人公とは通話できない理由があったりするのならよかったのですが、そんなものは一切なく、最後になって急に主人公と父親が喋れたのはあまりにもご都合主義。そしてオチもなし。ネット上では、あまりにオチがなさすぎるために、父親の仏壇に主人公の写真が飾ってある最終シーンが、〝実は主人公も死んでいた〟と深読みする声も。しかし、同作の脚本を書いた、お笑い芸人のバイク川崎バイクは、ツイッターでただの感動話だと示唆しているので、それもなさそうです」(同・記者)

候補作が山ほどあり、映像化までの倍率が非常に高いといわれている『世にも奇妙な物語』。なぜ、この話が選ばれたのだろうか…。

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