武田鉄矢“パパ活騒動”を軽視?「絵に書いたような昭和脳」とブーイング

武田鉄矢 

武田鉄矢 (C)まいじつ 

俳優の武田鉄矢が6月19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。社会問題化する〝パパ活〟について持論を展開し、ネット上で賛否の声が上がっている。

番組ではパパ活報道で行方をくらましている吉川赳衆院議員について取り上げた。同日配信の『NEWS ポストセブン』によると吉川議員は18歳の女子大生と飲酒し、お台場の高級ホテルで共に過ごし、4万円を渡したという。

これに対し、犬塚浩弁護士は「お酒を勧めたという部分に関しては、〝未成年に〟という部分が問題。20歳以上だと実際に思ってる場合だったら犯罪は成立しない」と説明。そして、ワイドナティーンとして活躍する海老野心に「なんでパパ活がいけないのか分かりますか?」と問いかけた。

口籠もる海老野に対して武田は「大人はダメっていうけど、なんでダメかって誰も教えないじゃん」と指摘。続けて、「お金で自分をやり取りをするとムラムラがどんどん落ちて行くのよ。ムラムラが落ちるということがね、ものすごく人生で大きな影響力を持ってるの。ムラムラだけは絶対に金銭化しない方がいいんだ」と持論を展開した。

パパ活という言葉自体がおかしい?

武田の主張に対し、ネット上では

《パパ活っておっさんの活動じゃなく、女の人側が使う言葉でしょ。ちょっとズレてるね》
《とことん誤魔化してるね。ただの売春買春じゃないか。言葉を隠れ蓑にするなよ》
《本当に鉄矢さんは絵に書いたような昭和脳ですよね。時代錯誤が酷い。思春期にどう過ごしたかは関係ない、未成年に酒飲ませれば犯罪です》
《相手に自分の意志を伝えたいたら、シンプルにわかりやすく話せばいい。今回の発言はまったく意味不明だった》
《真心とか心や情熱的みたいなものをお金で売り渡すのは良くないみたいなことを言いたかったんだと思うけど、番組中に何回も「ムラムラ」って言葉を使ってて不快だった》
《武田鉄矢って俺、違う視点持ってまっせっていうアピールがすごい。自身に及ばない様に当たらず障らずの事しか言えないのか、何だか哀れだった》
《言葉を柔らかく変えて胡麻化すのは卑怯だよ。イジメでもそうだけどもっと周りから冷たい目で見られるような言葉にしないとダメだと思う》

など、厳しい指摘が相次いでいる。

「武田は昨年11月の同番組で、徳光和夫が『明石家さんまはAKBの1人や2人は妊娠させられるな』と発言して炎上した騒動に言及。『こんなことは年取ったら言いますね』『70歳を超えますと、自分がどんどん性から遠くなりますからね。性をちょっと茶化して発言したくなるんですよ。年を取ると』と徳光に同情した発言を繰り出し、視聴者を唖然とさせていました。今回も現代のパパ活問題に疑問を呈したにもかかわらず、結局誰に肩入れしているのか分からないコメントを残しています」(芸能記者)

武田に『金八先生』らしい姿を求めていた視聴者には、今回の持論は少々拍子抜けだったようだ。

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