南原清隆　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

「笑えないけど憎めない」でおなじみの『ウッチャンナンチャン』南原清隆がMCを務める『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）。まるで南原本人のごとく人畜無害なこの番組が、珍しく視聴者のヘイトを買ってしまった。

それは、6月20日の放送だった。番組はこの日「I LOVE 埼玉の旅!!」と題し、埼玉県の魅力に迫るコーナーを放送。同県の浦和について紹介する場面では、住民への街頭インタビューも行なっていく。

ここで住民から上がったのは、地元では「知らない人はいない」という超有名ラーメン店『娘々（にゃんにゃん）』。その実態に迫るべく、店舗への取材を試みることになった。

ここで、ナレーションでは「実は、街頭インタビューの後に『娘々』に聞いたところ、電話越しでは『取材はやってない』とのことだったのだが…直接お伺いしたところ、なんと取材OK！」との説明が。どうやら、電話では断られてしまったため、後日直接店へ訪問し、何とか取材に漕ぎ着けたようだ。

こうして〝無理を言って〟取材した番組だったのだが、映像では店主を「明らかに頑固そうな店主」と紹介。また、店主が新人スタッフに「何を撮りたいの!?」「出来上がったのを撮りたいわけ？」と尋ねた発言を、怒りマークの絵文字を使いながら、まるで怒っているかのように表現していく。

「普通に胸クソ」「失礼すぎる」と炎上

一応、その後の映像では、店主が強面なだけで優しい方であることが紹介され、前述の怒り表現は〝前フリ〟に使われた形に。しかし、無理を言って取材をお願いしながら、店主が悪人であるかのようにイジった編集に、視聴者からは

《最近のヒルナンデス取材の仕方ズレすぎだろ》
《断られた時点で直接店にいくなよ　無理やり行って取材受けてくれた店主に失礼なテロップとかつけるなよ》
《電話で取材断られたのに直接店に押しかけるってどういう神経してんだ？》
《せっかくご厚意で取材させてくれたのに失礼すぎるだろ…》
《「電話口では取材NGだったけど、行ってみたら取材OK頂きました」これ大丈夫なの!?　NG出したのにクルー引き連れて押し掛けてくるとか怖過ぎる》
《久しぶりに見たら普通に胸糞で草》

などの批判が殺到したのだった。

南原自身の人格と番組の方針は、全くの別物であるようだ…。