『元彼の遺言状』最終回が盛り上がらず…「まさに蛇足」「一番つまらない」

綾瀬はるか 

綾瀬はるか 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

6月20日、俳優・綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第11話・最終回が放送された。ヌルすぎる最終回に戸惑いの声があがっている。

主人公の剣持麗子(綾瀬)は、クライアントの利益のためには手段を選ばない敏腕弁護士。ある日、元彼・森川栄治(生田斗真)の死亡がメールで知らされる。

メールの差出人は篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物だった。麗子は「しのだをたのんだ」と読むことができる栄治からの暗号遺書を読み、篠田をパートナーに弁護士業をすることに…。

前回の第10話までで、篠田の素性にまつわる話や事件など、物語の根幹に関わるアレコレは解決。第11話では、篠田がミステリー小説を書いて出版社に持ち込んだところ、詐欺に巻き込まれる。一方で麗子は姿を突然消してしまい…というストーリーが描かれた。

「最終回は、スペシャル放送というか、後日談のような内容で、〝最終回らしさ〟があまりありませんでしたね。実際、世帯平均視聴率も前回の第10話より低くなっていますし、何がしたいのかよくわかりませんでした」(芸能記者)

ファンがいないのにファンサービス

ネット上でもぬるっと終わってしまった同作に

《最終回だけ脚本家別人やったんか?ってぐらい意味不明》
《この最終回ほしかった?》
《どの回で終わっても気にならなかった。つまりまったく盛り上がらなかった》
《なかなか面白い試みの最終回だったね》
《最終回が一番つまらなかった》
《まさに蛇足とはこの事。先週で終わらせて、今日は感謝祭しとけば良かったのに》
《今日まで完全に先週が最終回だと思ってた》

といった声があがっている。

「とはいえ、最終回で後日談をやること自体は、別に悪くない手でしょう。ただ制作陣の誤算だったのは、ドラマの人気が全く出ず、視聴者が登場人物に愛着が湧かなかったこと。今期のドラマでいうと、『ナンバMG5』(フジテレビ系)や『悪女』(日本テレビ系)でこれをやったら、『みんなの日常見れて嬉しい!』『ファンサービスだ!』とそこそこ評価されたのでは? つまり『元彼の遺言状』は、ファンがいないのにファンサービスをしたのです」(週刊誌記者)

この失敗を次に生かしてほしいものだが…。

【あわせて読みたい】