一発屋芸人が小説家に…人気特番ドラマの脚本を担当「ボロ泣きしたやつ」

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6月21日放送の『爆問×伯山の刺さルール!』(テレビ朝日系)で、かつて「一発屋芸人」として名をはせた芸人が、小説家として活動していることが明かされた。これに驚く視聴者が続出している。

芸人の一日に密着する企画を放送。最初に登場したのは、セリフの頭文字を「BKB」につなげる芸でおなじみのバイク川崎バイクだった。

仕事が終わった午後9時に帰宅した川崎は、「よし、ちょっと書くか」とつぶやき、スマートフォンを取り出した。携帯電話のメモ帳で小説を書くという川崎は「大前提に(として)、パソコンを持ってない」としつつ、寝る前、楽屋、新幹線の中と場所を問わずに書けるのが利点だとした。

メモ帳に100個以上、お題のメモを書き留めているという川崎。集中できなくなると、部屋の電気をオフにし、暗闇の中で小説を書くことも明かした。この日は暗闇の中で4時間小説を書き続けた。

バイク川崎バイクがショートショートを…

川崎は緊急事態宣言で仕事が激減したことを期にショートショートを書き始め、作品投稿サイトで発表した『電話をしてるふり』が人気に。2020年8月に発売した小説集は同年9月時点で3万部を売り上げた。

なお同小説は18日放送の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)で、山本美月の主演で映像化されている。視聴者は川崎が小説家としても活動していると知り驚いていた。ファンも暗闇の中でスマホで執筆していることを意外に思ったようだ。

《この前の『世にも』の電話の話、BKBの小説やったんや》
《今日録画してた世にも奇妙な物語見たばかり! バイク川崎バイクさんの書いた小説だったのね! 知らなかった!》
《もしやと思って調べたら世にも奇妙な物語でやってた「電話をしてるふり」ってBKBが原作やってたんや》
《あの、バリバリに 心打たれて ボロ泣きしたやつ BKB! ヒィーーヤ!》
《お笑い芸人のバイク川崎バイクさんが小説書いてるって初めて知ってかなり驚いてる》
《暗闇の中4時間もスマホで小説を書き続けるとは…》
《世にも奇妙な物語のナンパのやつBKBさんの小説が元だったのかな?》
《スマホは持っていても、パソコンを持っていない人は結構いますもんね》

『世にも奇妙な物語』の『電話をしてるふり』は、オチがないと評判が良くなかったが、小説はもちろん、お笑い芸人としての今後の活躍にも期待したい。

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