『キンチョー』の下品なCMにお茶の間凍る?「攻めすぎ」「これは不快」

(C)Doglikehorse / Shutterstock

〝キンチョー〟の愛称で親しまれている日用品メーカー『大日本除虫菊株式会社』は、個性的なCMを作ることで有名だが、ここ最近は下品すぎる演出に批判の声が上がっているという。

話題に上がったのは『金鳥の渦巻 太巻「いいもん」篇』というCM。

庭師の男が「金鳥の渦巻 太巻」を腰にぶら下げながら作業をしていると、窓際の女性が「いいもん持ってんなあ」と話しかけてくる。

女性は「そんな太いのんぶら下げて」と言いながら、男性の下半身、腰の辺りをジロジロ。男性は「いや、普通っすよ」と返すのだが、女性は「えぇ~太いよ?」「あ、左巻きや」とマイペースに男性を誘惑する素振りを見せていた。

女性の色気ある演技や視線が下ネタにしか感じられないと、ネット上では非難の対象に。

《キンチョーの蚊取り線香のCMキモくない?》
《太巻きCM攻めすぎで草》
《キンチョーの太巻きのCMまだ流れてるんだ…。お茶の間に緊張感漂うからやめてほしいのだけど…》
《キンチョーのCMはどぶろっくだったら笑えるけど、これは不快に思ってしまうな》

といったコメントが相次いだ。

キンチョーのCMとしては通常運転?

ちなみに、SNS上では、

《これ絶対炎上して、すぐ放送中止になるやろww》
《キンチョーのCM今の時代にめっちゃ思い切ってるな!? すぐ放送されなくなるだろうけど!》

といった声も見受けられたが、どうやら同CMは昨年から引き続き放送されている模様。好評を得ていたからなのか、今年も昨年と同時期から放送がスタート。反応している人々は、まんまとキンチョーの思惑にハメられ、商品を覚えてしまったことになる。

「キンチョーは他にも、俳優の香川照之が子ども姿に扮したCMや、藤原竜也が〝渦巻きマニア〟になってしまった姿など、インパクトのあるCMを数多く放送してきました。過去に同社の宣伝担当者はインタビューで《広告とは真面目なことを言えばいいわけじゃない》と語っており、1番は視聴者に〝覚えてもらうこと〟と話していました。その意味では今回のCMも、大成功と言えるのではないでしょうか」(芸能ライター)

視聴者を惹き付けたキンチョーのCM。今後は、どのようなインパクトのあるCMを制作していくのだろうか。

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