女性版『IPPONグランプリ』にフェミニスト発狂「本当に最悪です」

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

6月25日に放送された『ダウンタウン』松本人志による試験的お笑い特番『まっちゃんねる』(フジテレビ系)。今回は大喜利番組『IPPONグランプリ』(同系)の〝女性版〟企画が行われたのだが、性別によって〝分ける〟ことに一部の視聴者が激怒しているようだ。

同日の番組では『IPPON女子グランプリ』と題し、女性だけで行う大喜利大会を実施。女性芸人編と女性タレント編に分かれ、珠玉の大喜利バトルが幕を開ける。芸人枠のメンバーとして、『蛙亭』イワクラ、『Aマッソ』加納、『3時のヒロイン』福田麻貴、『ハリセンボン』箕輪はるかが登場。そして女性タレント側は、『NMB48』渋谷凪咲、タレントの王林、神田愛花、滝沢カレンといったバラエティー界で圧倒的な存在感を持つ4人が参戦した。

性差別は不甲斐ない芸人のせい?

番組の冒頭で「女性は大喜利が苦手?」といった煽り文句があったり、「おっさんと体が入れ替わった」といった、セクハラまがいの問題があったりと、全体的に女性蔑視な雰囲気が漂っていた今回の番組。これにネット上では、

《なぜ性別で分ける必要があるの? 体格や筋力に差のあるスポーツじゃないんだから》
《さすがに煽りの「女性は大喜利が苦手なのか?」はアウト》
《頑張って大喜利する女性を男性が評価するシステム。本当に最悪です》
《お題がキモ過ぎて無理。本家と同じものを女性がやるだけで良かった》
《本家常連メンバーが審査を担当するってのも嫌だし、「まっちゃんねる」枠での企画というのも嫌だ。ことごとく男性と女性の序列を強調してくるじゃん》
《IPPON女子グランプリ面白く見た。同時に、男性芸人が考えたお題が気持ち悪く、「女性ならでは」と形容する松本人志もダルかった。「男性が認めることで、女性が仲間に入れてもらえる」という構図が見えすぎ》

などの批判が殺到している。

「批判が集まっていますが、今回の放送には、〝芸人がつまらなかった〟という声も多く見受けられました。優勝した箕輪や4人のタレントは高評価だったのですが、イワクラ、加納、福田に関しては《芸人枠よりタレント枠の方が面白かった》《タレント編と正統派なはるかでもう完成形。他の芸人はいらない》といった酷評が。芸人が結果を出せないため、こういった特別な場を設けた可能性もありますね」(芸能ライター)

今後は本家「IPPONグランプリ」にも積極的に女性を出演させるべきだろう。

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