6月26日、日本テレビの単発特別番組枠『サンバリュ』にて、『陣~陣地争奪バトル~』が放送された。新感覚の陣取りバラエティーと銘打っていたものの、視聴者からの評判は思わしくないようだ。
「陣~陣地争奪バトル~」は、総勢12名で繰り広げられる戦略型陣取りゲームバラエティー。「アスリート&俳優連合軍」と「人気芸人軍」に分かれたプレイヤーたちが、東京の人気観光地・谷中の街に繰り出し、陣取りゲームを繰り広げていく。
陣取りのルールは、谷中の街に設置された「フラッグポイント」に出演者たちが「旗」をさしていき、敵チームより広く陣地を取るという非常にシンプルなもの。
陣地争奪バトル🔥
『#陣-JIN-』
🗓あす昼2時舞台は👇🏼
東京🗼の人気観光地
📍#谷中 エリアゲーム終了までに
より多くの陣地を
取ったチームが勝ち🏆アスリート&
俳優連合軍✨#中澤佑二#菊池風磨💜(#SexyZone)#吉田沙保里 ほか🆚
芸人軍団🌟#アンタ柴田#パンサー尾形#JP ほか pic.twitter.com/YdXorzsOIA
— 日テレ (@nittele_ntv) June 25, 2022
そこにバトル要素が加えられており、両軍が街で出会うと「シャドウバトル」が勃発。片方が相手の名前を呼ぶとバトルが始まり、プレイヤーが1人1枚持っているカードから呼び出したシャドウが代理として戦う。このバトルでシャドウが負けると、プレイヤーは失格となる。
確かに新感覚かもしれないが、「シャドウバトル」が始まるとプレイヤーはシャドウ同士の戦いを画面で見守るだけ。戦闘中は指示などを出すこともなく、コスプレした大人たちのチャンバラを眺めるだけなので、非常に運の要素が強いといえるだろう。
見守るだけの代理バトルに視聴者苦笑
この「シャドウバトル」に対して、ネット上では、
《陣取りまでは良かったけど、バトルが当人じゃなく、別室で別人が行うところで興ざめした。当人にスポーツチャンバラさせたり、ゲームでチャンバラさせれば良いのに》
《誰だよ…バトルの仕方つまんない…ちゃんと考えよう…》
《自分が闘ってないからプレイヤーも納得いかないって顔してるよね。シャドウはいらなくね?》
《バトルシステムが残念すぎる。もうちょっと本人達が関わる要素ほしい》
《街を使った陣地取りっていうのが戦略性あってけっこう面白いのに、バトルシステムがお祈りゲーでちょっと残念。プレイヤー同士で直接戦えるシステムだともっと面白くなりそうなんだけどな》
《陣地争奪バトル面白いんだけど、バトルシステムがなぁ…って思ってる人やっぱり多いよね…。本人どうしの戦いにしようよ》
など、疑問の声が殺到。陣取りのルールに戦略性があっただけに、余計に運ゲーな「シャドウバトル」が悪目立ちしてしまっているのだろう。
オリジナリティーを出すために取ってつけたようなバトル要素を加え、全てを台無しにしてしまった「陣~陣地争奪バトル~」。陣取りゲーム自体は好評だったので、今後放送する可能性があるのならば、視聴者の声を反映させてほしいものだ。