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6月26日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』（テレビ朝日系）は、前週に引き続きミュージシャンの山下達郎を特集。インタビューの中で、音楽のサブスクリプションサービスを愛用していることを明かし、視聴者からツッコミが殺到している。

山下特集の完結編となる今回は、前週の番組で実施した90分を超えるロングインタビューの続きを放送。普段の番組とは異なり、山下へのインタビューベースで番組が進行していく。

視聴者の関心をさらったのは、「サブスクで音楽を聴く？」という質問。山下は過去に別のインタビューで「サブスクリプションでの配信を解禁しないのか」と質問され、「おそらく死ぬまでやらない」と答えていた。そんな山下がサブスクを利用しているかどうか気になる人もさぞ多かったことだろう。

この質問に山下は「今は世界中のサブスクのTOP50を毎日聴いている」と返答。そして「時代の音がするし、リバーブ（残響音）は、ものすごく変わるので時代で」とサブスクを利用している理由を明かした。

特大ブーメラン？ 説得力がなさすぎる大御所

トレンドを押さえるために楽曲を聴き続けている山下に対して、ファンからは絶賛の声が続出。しかし、山下がサブスクのヘビーユーザーということに驚いた人も多いようで、ネット上では、

《サブスクやらんのにサブスク聴くんかーい！》
《この矛盾感ちょっとモヤる》
《サブスク解禁しないのに自身はサブスクで聞いてるのオモロすぎるな》
《自分の曲はサブスク解禁しないと断言してるのに、ご自分は毎日サブスクで他の人の音楽聞いてるんだ…》
《山下達郎サブスク反対派かと思ったら自分はバリバリ使ってんの意外だった。それはそれってやつか》

などのツッコミが寄せられている。

「山下が『サブスクでの配信を死ぬまでやらない』と明かしたのは、6月11日に『Yahoo！ニュース』に掲載されたインタビュー。そこでサブスクについて『だって、表現に携わってない人間が自由に曲をばらまいて、そのもうけを取ってるんだもの』とコメントし、音楽ではなくマーケティングの勝利だと真っ向から否定していました。そんな山下が音楽のトレンドを押さえるために毎日サブスクを聴いていると誇らしげに言っているのですから、思わずツッコミたくなるという気持ちも分かります」（音楽ライター）

持論と真逆を行くチグハグな山下の言動。アーティストは自分のイメージを神格化させることも多いので、本人はあまり深く考えていないのだろう。