人気アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)の第83話『バランの遺言』が、6月25日に放送された。そこで人気ヒロインのレオナが“謎の触手”に襲われるシーンがあり、視聴者たちをよからぬ感情にさせてしまったようだ。
※アニメ『ダイの大冒険』最新話の内容に触れています
ヒュンケルから「鎧の魔槍」を受け継いだ陸戦騎ラーハルトの登場により、戦況が大きく変わった魔王軍との戦い。ダイはミストバーンの相手を任せると、レオナとともに大魔王バーンのもとに急ぐ。しかしそこで、レオナの背後から突如として青黒い触手が…。
【本日放送!】
このあと9時30分から、テレビ東京系列にて第83話「バランの遺言」放送!
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— 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」アニメ公式 (@DQ_DAI_anime) June 25, 2022
今回のエピソードでは、ダイとレオナの胸が熱くなるような絆も描かれたのだが、それはそれとして触手シーンの方が注目を浴びることに。なにせ怒涛の作画によって、レオナの窮地が演出されていたからだ。
まず、触手は声を上げさせないよう、レオナの口を塞ぎにかかる。すぐさまレオナは手を伸ばして助けを求めようとするが、さらにもう1本の触手ががっちり拘束。次々と増えていく触手が手足に巻き付き、全身を羽交い締めにされたまま宙づりになる…という描写だった。
服に生まれたシワまでしっかりと描き込まれており、声優・早見沙織の苦しそうな演技も見ごたえ抜群。当然、ネット上では《レオナ姫に謎の触手が! うおおお!!! たすかる!!!》《土曜の朝からなんてもん流してやがる!》《このご時世に触手とか…よくやった!》《神の如きシワの付け方だと感じました》と大歓声が巻き起こっている。
レオナ姫=性癖の開拓者!?
触手によってレオナが襲撃され、ピンチに陥る展開は原作にも存在した。そこではスカートの中身が“チラリ”しているサービスカットもあったのだが、アニメではさすがに表現を配慮する必要があったのか、微妙に改変されている。
しかしその分、職人魂の込もった作画と迫真の演技によって、原作を超えるほどの名シーンが爆誕。中には、《キッズの性癖が歪んじゃう》とお茶の間への影響を心配する人もいたほどだ。
とはいえ、レオナが男性ファンを奮い立たせるのは今に始まったことではない。初登場のデルムリン島では、魔のサソリの毒を受け、どこか艶めかしい雰囲気で苦しむ姿が。またバルジ島では、フレイザードの禁呪法を受け、全身を氷漬けにされるマニアックな姿を見せていた。
原作をリアルタイムで読んでいたアラサー・アラフォーのファンには、レオナに“何か”を目覚めさせられたという人も多い。今回のアニメ化によって、令和キッズも同じ道をたどってしまうのかもしれない。
文=Tら
写真=まいじつエンタ